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How to play トランペット「自主練習って、何すりゃいいの?」編 その1

こんにちは
硫化カピバラです。
前回のHow to play トランペットまでは、
トランペットをあまり知らない人向けの
記事でしたが、今回からは
実際にトランペットの道を歩み始めた人向けの
内容を扱おうと思います。

大体、トランペットをやり始めて
1,2ヶ月経った頃って
自分の成長が停滞してきてもどかしい時期に
なりがちですよね…

吹奏楽部やバンドなどでは先輩や顧問に
「とりあえず自主練してー」
なんて言われたりして。
やれって言われた基礎練や、
基礎合奏の練習をしたり、
なんなら教則本を渡されていて、
それをシラミ潰しに吹いてみたりして。

そのうち飽きてきちゃったりして、
曲練習を始めるも、楽譜は読めないし、
音が高かったり、リズムが速かったり、
何を自分が吹けばいいかもわからなくなっちゃって
挫けちゃうんですよね。

そんなことをしてると別の楽器の友達が
自分の練習スペースに遊びにきたりして、
そこからずるずる昨日見たアニメの話や、
動画の話、ゲームの話になっちゃってたりして。

そんな吹奏楽初心者に告ぐ!
それは青春かもしれないけど、
吹奏楽、ひいては音楽ではない!

…いや、わかってるけど、
じゃあどうすればいいのさ?
と聞きたくなる気持ち、わかります。

しかしここは焦らずに、
やってはいけないことと、
おすすめの自主練習の取り組み方(こちらは次回)
の順番で書いていきますね。

やってはいけないこと①
「長すぎる◯◯」
長すぎる練習時間、長すぎる休憩時間、
いずれもあまり良くないです。
練習が長すぎると唇がバテてしまいます。
そこで無理をおして吹いても、
いつもの状態と異なる身体での吹き方、
つまり「変な癖」というものがついてしまうのです。

休みすぎも当然アウトです。
だって休んでる時間は練習時間じゃないからです。
ここで間違えちゃいけないのが、
休んでいる時間≠練習していない時間
というところです。
なんだか変なことを言い出しましたね(笑

他にも長すぎる曲練習、
長すぎる基礎練習、
長すぎる反省会、
いずれも効果的な場合はとても限定されています。

やってはいけないこと②
「掘り下げすぎ」
先輩や先生、コーチなどから
「あなたはここが下手くそ」
「ここが出来ていないからいつまで経ってもダメ」
「もっとここは練習しておいてね」
などと言われると、とても気になってしまいます。
誰だってそうなる、僕もそうなる。

しかし、そこばかりを掘り下げて練習するのは、
実は楽しい吹奏楽ライフを送る上で
逆効果になってしまうのです。

この掘り下げすぎ問題は
前述の長すぎる◯◯問題にも絡んでくるのですが、
長すぎるお説教

長すぎる反省会or自己否定

長すぎる部分練習
という図式が成り立ちがちです。

掘り下げる、って
ひたすら取り組むことだと勘違いしている人は
結構多いです。
そこそこお年を召した方でも
そういった勘違いをベースに生きている人は
残念ながら少なくありません。(やれやれだぜ

しかし実際は、
「掘り下げる」に、「ひたすら」や「めちゃくちゃ」
「がむしゃら」、「無理やり」、「死に物狂いで」、
はいずれもあまり関係ない言葉なんです。

やってはいけないこと③
「1人の時しかしない」
これは自主練習という言葉と逆行しているように
思うかもしれませんが、そうでもありません。

1人だけで、誰にも聴かれない状態で
練習してしまうと、独りよがりな吹き方になります。
無論、1人で練習する時間もとても大切です。
しかし1人の時しか練習しないのはよろしくない。

まず音楽は1人だけで完結することは滅多にありません。
特に部活動に入っていたり、
トランペットのような吹く楽器をやっている場合は
ほぼ確実に1人では完結しません。

聴かせる人と、聴く人がいて
初めてそこに音楽というコミュニケーションが
生まれます。

ずっと1人だけで練習するのは
本番のような、誰かと共に作る音楽の反対なのです。

とまあこのくらいでしょうか?
なかなかこれだけ見たんじゃ
僕が何を言いたいのか分かりづらいかも
しれませんね。

次回は回収編となりますので、
そちらも読んでいただけますと
僕が喜びます(笑

硫化カピバラ

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