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ICLレポ【検査編】

こんにちはカピバラXです。
視力矯正手術のICLをやることにしたのでレポを書きます。
全部無料で読める設定になってます。

ICLは目の中にコンタクトを埋め込んで視力矯正をする手術です。
レーシックが適応外の人でも実施できたり、角膜を削らなくて済むので見え方が良い&ドライアイになりにくく、レンズを外せば元に戻せる(基本的には一生外さないらしいですが)ので最近ではレーシックより人気のようです。

ICLの歴史はレーシックに比べて浅いですが、白内障手術の簡易版のようなものであり、白内障手術は40年以上前から行われており、多くの実績があります。
なので、手術自体が失敗して失明するというリスクはかなり低いと思います。ICLについてもっと詳しく知りたい方はググってください。


全体の流れと費用

全体の流れ

①眼科選定→事前予約
②適応検査+カウンセリング
③術前検査
④手術
⑤翌日検診
⑥1週間後検診
⑦1か月後検診
⑧3/6/12か月後検診

費用

病院によって違いますが、だいたい下記の範囲の料金です。
乱視なし:50万~80万
乱視あり:70万~80万
私は乱視ありで70万弱でした。

眼科の選定

選定と書きつつも先進会眼科で受けようとほぼ決めていました。
決め手は下記になります。
・知り合いが何人かICL手術を受けて手術後問題なさそう
・不穏な口コミない、執刀医の名前で調べても不穏な記事等がでてこない
・執刀医がICL手術や白内障手術の経験が豊富そう
・視力検査が別日で2回ある
・執刀医と手術前に話す機会がある
某有名眼科で相場より少し料金が安いけど、視力検査が一回しかなかったり、悪い口コミが多々見られるところもあるので、そこは避けた方がいいかなと思います。

適応検査+検診

ICL手術が適応できるか、適応だった場合にどれくらいの度数のレンズを入れるのかの検査をします。
ICLのレンズを入れるスペースがなくてそもそも手術ができないよ。という方も稀ですがいるみたいです。

詳細は忘れましたが、10種類以上の検査があり、2時間以上かかりました。
検査後の検診で目の状態チェック&説明があり、手術は適応、乱視矯正はマストとのことでした。この時の検診は執刀医ではない方でした。

医者の検診の後に看護師から手術後の注意事項について説明がありました。
目を切創しているので、目に負担がかかったり、何か入るような可能性があることは制限されるようです。一番きついのは3日間髪と顔が洗えないことだと思います。うまく休みと被せるなり、リモートを使うなりしましょう。
下記に具体的な制限事項を記載します。

・2日
 ・飲酒禁止
・3日
 ・洗顔、洗髪禁止
 ・美容室、整髪料禁止
・1週間
 ・保護メガネ装着
 ・アイメイク、ファンデーション禁止
 ・軽いスポーツ禁止
 ・予防接種禁止
 ・国内旅行禁止
・1か月
 ・ハードなスポーツ禁止
 ・温泉、サウナ、海外旅行禁止
 ・まつ毛パーマ、エクステなど禁止

適応検査の注意点も下記に記載しておきます。
・眼底検査をするのに散瞳剤という瞳孔開く目薬を注すので、光が眩しく感じたり、近くが見にくくなります。
→夏の日差しがかなり眩しく、まともに目が開けられませんでした。付添人までは必要ないですが、スマホも良く見えないので帰りの道は覚えておいた方がいいです。また、検査後に予定も入れない方がいいでしょう。

・乱視用コンタクトレンズは1週間前から、通常のソフトコンタクトレンズは3日前からコンタクトレンズ装着禁止。
→コンタクトレンズを使用している方は検査日から逆算して予定を入れましょう。

術前検査

視力検査メインでもう手術前に一回検査を行います。
私の知り合いが受けた時は瞳孔を開いての検査はなかったらしいですが、私は今回も瞳孔が開いての検査がありました。
検査後の検診では再度目の状態チェック&説明があり、前回と同じく手術自体は適応だが乱視矯正は必要という説明でした。今回の検診の担当は執刀医でした。
私はもうやる気満々だったので、レンズの発注代3万を払い帰宅。
他の病院でもだいたい術前検査時もしくは術前検査後に手術を受けるか受けないかを決め、受ける場合には事前に発注予約金をいくらか払うようです。

適応検査と同様に術前検査の注意点を記載しておきます。
・私は2回目も散瞳剤を使用しました。眩しくなるのと、近くが見えなくるのは前回と同じですが、それに加えて別の問題も起きました。(次の見出しで詳細書きます)
・適応検査と同じく乱視用コンタクトレンズは1週間前から、通常のソフトコンタクトレンズは3日前からコンタクトレンズ装着禁止。

術前検査後に起きた問題

適応検査の時は大丈夫だったのですが、術前検査の時に散瞳剤でアレルギーがでたらしく大変なことになりました。

術前検査後に昼食を取り帰宅した時に、目がゴロゴロしたので鏡を見ると、大量の目ヤニと共に目が充血していました。2時間くらいしても良くならないどころか悪化し、目が真っ赤に充血+目の周りの腫れが出てきました。
これは放置したら流石にはまずそうと思い、近くの眼科に行きました。医者から散瞳剤のアレルギーと思うが、流行性結膜炎の可能性も0ではないと言われ、流行性結膜炎の検査をしたところ陰性でした。なので、散瞳剤のアレルギーという診断になりました。

散瞳剤のアレルギーは500人に1人くらいはでてしまうようです。私は下記の通り治るまで5日もかかりました。3日目くらいまではまともに予定を入れられる状態ではないので、確率は低いですが、検査後の予定は注意した方がいいです。

当日:大量の目ヤニ+充血+目の腫れ
翌日:前日より悪化し、目がパンパンになり、ほとんど目が開かない
   1日中寝て終わりました。
3日目:前日よりはマシになるも、まだ目が真っ赤に充血+強烈なかゆみ
4日目:前日よりはマシになるも、まだ目が充血+かゆみ
5日目:だいぶマシになる、多少の目の充血+かゆみ

通常はこの後すぐ手術なのですが、手術時も散瞳剤を注すらしく、手術後に目がまたアレルギー状態になったら地獄だろと思いました。
なので、別の目薬を使う等アレルギーがでないようにしてほしいと電話で話したところ、執刀医含めて面直で相談となりました。
しかし、結局下記の通り根本的な解決方法はなく、なるべくアレルギーがでないようにするしかないようでした。かなり辛かったのでICLの手術自体辞めようか迷いましたが、レーシックは嫌&裸眼の生活へのあこがれ&もう返ってこない3万円&最悪5日耐えればなんとかなると思い、手術を受けることにしました。

Q.手術時に同じ散瞳剤を注してまたアレルギーが出たら嫌なので代替品はないのか?
A.代替品だと散瞳効果が弱く、手術が危険だから検査時の散瞳剤は必須。レーシックなら使わないから、裸眼に近い状態で過ごしたいだけならレーシックはどうか?
Q.角膜を削るレーシックは嫌なので、アレルギーを抑える方法はないか?
A.そもそも手術中はずっと目に水?を流し込んでいるから、検査時と違ってずっと目に溜まらないはず。それに加えて手術後の洗浄時に通常より多く洗い流すようにする。さらに、強めのステロイドの目薬を処方する。

ICLの検査編は以上です。
次回記事で手術編を書く予定です。

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