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フィロソフィーのダンスと宮野弦士

フィロソフィーのダンスは2015年に活動を開始した、加茂啓太郎さんがプロデュースする4人組のアイドルグループです。「音楽的にはコンテンポラリーなファンク、R&B。歌詞には哲学的なメッセージ込めるというコンセプト」(公式HPより)で活動しています。

そのフィロソフィーのダンスに多くの曲を提供しいるのが作編曲家の宮野弦士さんです。フィロソフィーのダンスにおけるキーパーソンでもある宮野さんが今年の1月をもって、フィロソフィーのダンスのプロジェクトから離れることになったとの発表がつい最近ありました。

僕は2017年のはじめ頃にフィロソフィーのダンスを知り、曲にハマってライブなどへの現場にも足を運んでいます(ここ1年くらいは行っていないのですが…)。そんなフィロソフィーのダンスと宮野さんの話を今日は書きたいと思います。


フィロソフィーのダンス「アイム・アフター・タイム」(2016年)https://youtu.be/sZ84mBWqnDc


フィロソフィーのダンスの曲で初めて聴いたのがこちらの「アイム・アフター・タイム」。オシャレな一曲ですよね。サムネが水着だったので「よくあるタイプのアイドルかな…」と思ったら、これがめちゃくちゃカッコいい曲でびっくり。いい意味で裏切られ、いきなり度肝を抜かれました。

そもそもフィロソフィーのダンスを調べてみようと思ったのは、「湯会」(温泉施設でアイドルがライブをするイベント)がきっかけでしたら、他の出演者目当てでチケットを取っていた2017年の2月の湯会に、フィロソフィーのダンスが出演者として追加されたのです。

「せっかくだから湯会に向けて予習していくか〜」と軽い気持ちで聴いてみたらこれが良かった。「Funky But Chic」をテーマにしていることもあり、とにかくカッコいいという印象を受けました。

またフィロソフィーのダンスの曲はソウルやファンクといったブラックミュージックをベースにしているものが多いのですが、それまでそのジャンルはほとんど聴いてなかったということもあり、僕にとって新鮮でした。聞き分けやすい4人の歌声も耳に残りやすかったです。

早速当時発売されていた唯一のアルバム、「FUNKY BUT CHIC」を購入し、来たる湯会に向けてリピートリピート…という具合にハマっていきました。湯会当日のパフォーマンスもパワフルで、ノリながら聴くのがとっても楽しかったです。

またこれをきっかけに、フィロソフィーのダンスで多くの曲を手がける宮野さんにも興味を持ち始めます。

その趣味や言動から「宮野弦士デロリアンでタイムスリップしてきた説」「宮野弦士成仏できなかった80年代の青年の霊魂説」(いずれも本人のTwitterより)といった説が噂される宮野さんは、フィロソフィーのダンス以外にも楽曲を提供しています。

寺嶋由芙「天使のテレパシー」(2017年)https://youtu.be/nw2CWpfXtB0

これもその一曲。フィロソフィーのダンスではファンク色の濃い楽曲も少なくないですが、このようなちょっと懐かしさのある正統派アイドルポップスも個人的には好みです。ゆっふぃー(寺嶋由芙さんの愛称)の雰囲気にも合っていると思います。

MELLOW MELLOW「マジックランデブー」(2018年)https://youtu.be/uHHzXf_JrQw

他にも宮野さんは幅広く楽曲提供されています。

今回の宮野さんがプロジェクトから離れる件については、残念だなというのが正直な感想です。宮野さんが作るフィロソフィーのダンスの曲が大好きなので。フィロソフィーのダンスには宮野さん以外が作った曲も多くありますが、やっぱり宮野さんの曲が一番しっくりくる感じがします(もちろん他の方の曲が悪いというわけではありません)。

もう宮野さんが作るフィロソフィーのダンスの新しい曲は聴けないのか〜と思うとさびしいです。

宮野さん、素敵な曲をたくさん届けていただきありがとうございました。今後の宮野さんの活動も楽しみにしています。


ちなみにフィロソフィーのダンスのメンバーの中では、"あんぬちゃん"こと佐藤まりあさん推しです。


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