見出し画像

今、声を上げて

震災から3日。電気が戻ってしまうとまだ3日!?ともっと前のことの様な感覚になってしまいがちですが、今もまだ甚大な被害が続いてる地域も有り、1日も早い被災地の復興を願うばかりです。

こんな大変な中、自分も被災しているのに寝ないで復旧作業をしてくれる人もいる。
その方達のおかげで羅臼にも日常が戻ってきました。
そして次に当たる壁は、人が居ない。
昨日、今日とカフェは1組~2組のお客様。ビジターセンターや自然センターも来客数がガクッと落ちている様子です。相次ぐキャンセルに観光業の方も頭を抱えていました。
物流も回復していないので店には生鮮野菜や精肉、牛乳が皆無。
値段の高騰もあり飲食店は勿論、幼稚園児や高校生に持たせるお弁当のおかずも無いような状態です。

こんなんじゃ観光客の人がどんどん居なくなるのもうなずけるなぁ。と思ってやさぐれていたらあるお客様から問合せが。
「九月中に知床を含む北海道旅行を予約していますが、迷惑をかけたくありません。現在どのような状況でしょうか?」
みんな自分の身を守る為に居なくなったとばかり思っていたけど、思い遣りで来るのを躊躇している人も居るんだ!とこの時初めて教えられました。
それ迄の自分の浅はかな考えが恥ずかしくなると同時に「お心遣いありがとうございます!こちらはもう大丈夫ですよ!街の人達の生活のためにもお客さんに来てほしいんですよ!」ともっと伝えなければならないとも感じました。
地域によってはまだ受け入れ困難な場所もあると思います。
でも受け入れられる街は何もせずにただ待っているよりももっとアピールして、自分達の生活が軌道に乗れば他の困ってる人にも手を差し伸べる事が出来るようになるんじゃないでしょうか?

だから今、声を上げて。
クジラもヒグマも!知床の大自然が皆さんを待っています!街の人達の温かさにも触れてください。
きっと知床が好きになります。
私も羅臼が大好きです!
明日は今日より、たくさんのお客様に会えますように!
#noborderscafe
#胆振東部地震
#停電
#風評被害を吹き飛ばせ
#知床
#羅臼
#地元ラブ
#やっとこいらうす

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?