座右の銘に「意志あれば道あり」という言葉を掲げていた菅首相。最後は「けもの道」に迷い込み、出口を見つけ出せないまま退陣に追い込まれた。一体なぜこんなことになった…
青山 和弘
2021年9月5日 11:14
座右の銘に「意志あれば道あり」という言葉を掲げていた菅首相。最後は「けもの道」に迷い込み、出口を見つけ出せないまま退陣に追い込まれた。一体なぜこんなことになったのか。退陣する首相の失敗を省みて総括することは、次のリーダーのあり方を考えるうえで極めて重要だと思う。4つのワケから考察してみたい。■ワケ①「自信家」ゆえの柔軟性の欠如「総選挙さえ先にこなしておけばもっと政策にも幅を持てた。今更こ