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泣いちゃった|800〜1200文字でここまで書けるんだ。

noteで文章を書くようになったからなのか、作品募集の記事に出会うようになってきた(これもAIの仕業なんだろうか?)

その中で、なんとなく前回の受賞作を読みたくなったのは、この全国信用組合中央協会の「小さな助け合いの物語賞」。

前回(第14回)の大賞の作品は、清く正しい大賞で、もう拍手でしかない。
タイトルは「私の大好きま町」/ご近所さんとの交流のお話。
小学校から一人私立の学校へ電車で登校していた作者を見守っていた近所の人たちのことを作者は真っ直ぐに受け止めて、自分のできることで日々自然と交流している。相手が必要としているものの中で、自分ができることはなんだろうという目線で住めるコミュニティの素敵さが素直に書かれていて好感を持った。(私が小学生だったとき、近所の人は噂話のネタを探している人にしか感じなかったから粗相の無いようにって気を張ってばかりだったな、とか自分の子供時代を思い返してしまった・・・)

でも、私が、泣いちゃったのは、
しんくみきずな賞 1作品 「母のハグ」のほう。
大賞の作品は、作者が「子ども」という時期からの交流のお話で、子どもやお年寄りに対する善意は社会の中で表現しやすいところがあると思う。
こちらの「きずな賞」は、大人同士のところに繊細に表現されていく中で培っていった「助け合い」で、人生の中の大きな出会いなんだなぁと思った。

二作品は、youtubeで朗読動画が出ているので、よかったら聞いてみてほしい。一作品、6分ほどの朗読です。

6分15秒あたりから、きずな賞の朗読です。
読んで泣いた私は、聞いても泣きました。
心に響くのは、私もこんな風に交流したいという願いがあるんだろうな。

実体験をもとにした「小さな助け合い」をテーマに
今年も作品を募集してたよ(応募締切:9/6必着)

詳細は↑こちらの公式サイトを確認してね。

800〜1200文字で、物語をまとめるって難しい感じもするけど、心に浮かぶ光景を感じた気持ちとともに素直に簡潔に表現できるのって理想的だよなぁって思う。

最近、Threadsで「今日は私の誕生日なんです!お祝いしてください!」みたいなのがいっぱい流れてきて(❤️をおしているから集まってくるんだろう)、みんな優しくて、いい傾向だなぁって思っている。

全然知らない人の誕生日だけど、リアクション(❤️)するだけで誰かを喜ばせることができるのっていいことじゃない?
おめでとうが溢れる世界に慣れていることって、本当素敵なことだと思うんだ。

よくシャンパンタワーをイメージして、一番上が自分と考えてっていう例え話があるけど、あれって、幸せのイメージもそうだけど、どんな感情でも同じことが言えると思うんだ。

一番上の自分のグラスを満たしたものが、周りに溢れていく。
自分が悲しみでいっぱいだったら、隠していても悲しみが伝わっていくし、他の感情もそう。
そして、隠していると不自然さも周りに伝わっちゃうから。
だったら、隠さないほうがいいし、素直に心を開くことができる場所を持っておくほうがいい。

社会全体に心を開けるようになったら、どんなに楽になるだろうか。
社会も全部、自分の投影なんだよなって思いながらも、そういう社会を望んでいきたい。

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