福島の偏愛スポット その1【日中線記念館】
こんばんは!
毎週水曜日は更新日だったのですが、昨日は更新ができず申し訳ありません……。
明日からGWが始まりますね!
今年はちょっと遠くへ出掛ける方も多くいらっしゃるのかな?
私は福島県から出る予定がないのですが(笑)
福島県にご旅行の予定がある方へ向けて、
私が強く偏愛している、福島県の名所(迷所かも?)を紹介していきます🎶
今週1週間はこの内容に絞って投稿しますので、
ぜひ参考にしていってください!
早速、本日ご紹介するのは
福島県の北西に位置する「喜多方市」
喜多方ラーメンや、蔵の街で有名な地域です。
その喜多方市街、中心部より、車で15分ほどの場所にある「日中線記念館」です。
記念館?
これは駅舎では?
と思った方、大正解です。
こちらは日本国有鉄道(国鉄)日中線の終着駅、「熱塩駅」です。
しかし、この場所へ、鉄道で訪れることはもうできません……
日中線は今から40年近く前の、1984年(昭和59年)に廃線となっており、
同年にこの終着駅も廃止となりました。
もともと、南会津(現在の会津鉄道)から山形県の米沢市まで、
福島県内を縦断する鉄道の構想があったようで、その一部として開業されたそうです。しかし、昭和13年の開業後も利用者数が伸び悩み、廃止直前には
「日中走らぬ日中線」と揶揄されるほど本数が少なくなっていたそうなのです…。
そんな不遇の歴史を持つ終着駅。
廃止後一旦はこの駅も荒廃していたそうですが、廃止3年後の1987年から
現在の名称「日中線記念館」として、きれいに保存されるようになりました。
駅舎もホームも当時のまま。
懐かしさを感じるとともに、終着駅に漂う寂しさのような雰囲気も感じられます。
当時、駅員さんがお仕事をしていた事務室は、
日中線で使われていた道具や、
当時の写真がたくさん飾られております。
さようならの、ヘッドマークが寂しいですね…
駅の周囲には桜が植えられており、彩りを添えてくれますが、
なんだか切なさが2割増に見えてしまうのは私だけでしょうか。
私がこの施設を知ったきっかけは、
おそらく5、6年前、地元に帰った際、偶然視聴していたローカル番組です。
この駅と周囲の桜が舞い散る映像が、
綺麗だけではなく、胸がぎゅっとなるような切なさも感じ、忘れられなくなりました。
それ以来、喜多方市に行くたびにちょっと足を伸ばして訪れています。
私は前世で日中線に乗っていたのかもしれない…などと妄想しています。(笑)
ホームの奥には、機関車(ラッセル車)が保存されています。
この後ろに客車があり、中に入れるようになっています。
レトロな座席ですよね〜。
しかも、中に入れるだけではなく、
客車の入り口付近にあるボタンを押すと、
当時の走行音がスピーカーから流れてくる!!
という仕掛け付き。
鉄オタの私には……エモすぎて……です。
と、語彙力が消滅するくらい、当時の懐かしい雰囲気を味わえますので、
是非こちらもご覧くださいね!
営業時間;9時から16時
料金;無料
駐車場;建物の左側、無料(10台くらい)
ラーメン旅のついでに、
足を伸ばして見てはいかがでしょうか?
それでは、また明日!
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