※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
たしかに!
そんな風に思うまえがき。
そしてセンセーショナルな内容。
ついつい好奇心に惹かれてこの本を手にとってしまいました。
本書の内容
空想科学読本的、死に方辞典
この本をひとことで言うと、「空想科学読本的死に方辞典」。
以前かなり流行った空想科学読本は、世のアニメキャラなんかが繰り出す必殺技を科学で切り込んだとっても面白い本。
ああいう荒唐無稽な必殺技が本当に成立するのか?科学の粋を集めればなんとかなるのか?そんなことをふざけながらもまじめに論じた本。
この本は、その空想科学読本と同じテイストです。
ただ、テーマは「死に方」。
たとえば、人はクジラに飲み込まれるとどんな風に死ぬんだろう・・・。
おとぎ話の世界では、けっこう大きな胃があって、その中を探検するなんて言う話もある。
しかし、実際のところ、シロナガスクジラなどのプランクトンを食べるようなクジラは、いくら体が大きくてものどの広さはさほどでもないらしい。
つまり、胃にさえ到達できないわけです。
もし食べられるとすれば、マッコウクジラのような大きなエサを丸呑みするクジラ。
まあそいつにやられた時にどうなるかは、ぜひ本書で確認してほしいと思います。
不謹慎かもしれないけど関心を掻き立てられる
他にも、いつも乗っている旅客機の窓が割れたらどうなるんだろう?
火山の中に落ちてしまったら何が起こるんだろう?
雷に打たれたら?
そうそう、目次に45の項目があったので、ここに転載しておきます。
なかには、へーっと声を上げたくなるものから、
それはないやろ、とツッコみたくなるものまで。
なかなかたくさんの事例があります。
こういったことを知ると、逆に言えば本当にそんな事態に巻き込まれそうになった時に、どう助かるか?の参考に
……なるかもしれませんね。
ちょとダークなテーマを軽妙な語り口で紹介する本書。
なかなか面白く読むことができました。
不謹慎なんですけどね・・・。
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