僕は、死なない。 全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
1 運命の日
はじめの一行が「病気の名前は、肺がんです」ですから、なるほどの一行目ですね。
衝撃的な事実から始まり、「人生が変わった」と続く。
物語のありがちなパターンが、起承転結だとするならば、この流れは「転」から始まるパターンです。
この時点で、心がグイグイ引き寄せられてしまいました。
本書の内容
実話の記録だけどそれだけではない
本書の内容をひとことで言うと、がんにかかった主人公の闘病&生還の記録。
肺がんを原発として、リンパや骨、脳にまで転移して、最終的な診断はステージ4B。
ほとんど治る見込みのない著者が、そんな中でも絶対に治すと意気込んで、いろんなことを調べ、実践します。
食事療法をはじめとし、最後は飲尿療法まで。
しかし、頑なに抗がん剤は拒否。
とはいえ、すでに手術もできない状態なので、結局は民間療法を試すしかない。
漢方やら、波動調整的なものから、本当にいろんなものを試していきます。
そして結論としては、彼はがんが治りました。
全身がんだらけだったのに、きれいさっぱり。
1つは、分子標的薬が適合することが分かって、それが効いたという解釈もできます。
ただそれだって、がんの進行を止めるのが主な効果。
あっという間に消えてなくなるというのは不自然な気がするのですが、刀根さんの場合、ミル見るとがんが小さくなって消えてい行ったのだとか。
そのきっかけとなったのは、ある心理的要因だったように見て取れました。
著者のガンを癒したものは……?
さて、本書の中では、著者である刀根さんが一生懸命がんと闘おうとします。
とにかくいい、と聞けば飛んで行ってその療法を試してみる。
そんな事を次から次へと行う。
肉や魚もほとんど食べなかったそうで、相当な徹底ぶり。
そんな時、フッと空気が変わるタイミングがあります。
それは、「もう、結果は神にゆだねよう」と力を抜いた瞬間でした。
それ場では一生懸命がんと闘ってきたのですが、もう、がんに意識を向けることをやめたというのでしょうか。
もちろん毎日一生懸命生きるのだけど、結果は天にゆだねる。
結果に執着しない。
そんな心境になってから、物事が一気に好転し始めます。
これ、たぶん悟りの世界ですね。
そんな心境の変化に至る道筋を、本書で辿っていただければと思います。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
ちなみに私はこんな本書いている人です。
頂いたサポートは、日本の二代目経営者のこれからの活躍を支援するために使わせていただきます。