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LIMITLESS 超加速学習: 人生を変える「学び方」の授業

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

はじめに

誰でも「頭脳のスーパーヒーロー」になれる
あなたのたった1つの願いはなんだろう。まじめな話、もし精霊が願いを1つだけ叶えてくれるなら、あなたは何を頼むだろうか。それはもちろん、「どんな願いも無制限に叶う」こと!では、僕があなたの学習の精霊だとしよう。僕はあなたの学習に関する願いを、1つだけ叶えることができる。あなたはどんなことを1つ学びたいだろう。

LIMITLESS 超加速学習: 人生を変える「学び方」の授業(ジム・クウィック)

個別具体的な学びを得ることよりも大事なのが、学び方を学ぶということではないか。そんな本書のテーマを問いかける始まりのように思います。「僕」が精霊になって、あなたに学び方をお教えしよう!。そんなまえがきといえそうです。

本書の内容

幼稚園の頃に脳に傷を負う

本書の著者は、子供のころに事故により、脳の一部に傷を負いました。それ以来、学習障害をかかえ、みんなと同じ授業についていくことにとても苦労をされます。そこで著者が考えたのは、学習する方法について研究すべきだ、という思いでした。こういったメタ視点に思いが至るのは、後から考えるとそう見えなくとも、本人的にはすごい気付きだったのではないかと思います。そして著者は学び方を学び始めます。そこで得られた知見を本にまとめたのが本書、ということになります。

以下、少し内容の一部を具体的にピックアップしていきたいと思います。

三つの「M」に内在するリミット

もし思ったような成果が得られないとすれば、次の三つのリミットがあり、それを手放すか置き換えるべきだといいます。それは以下の通りです。
●マインドセットのリミット
●モチベーションのリミット
●メソッドのリミット
これをいいかえると、マインドセットはWhatであり、モチベーションはWhyであり、メソッドはHow。それぞれに自分の持っている何が当てはまるかをチェックしていくと、リミットレスな状態へ近づくことができるのかもしれません。

FASTERメソッド

本書のはじめに出てくるテクニックを著者はFASTERメソッドと呼んでいます。
Forget(忘れる)
Act(行動する)
State(状態を整える)
Teach(教える)
Enter(書き込む)
Review(復讐する)

忘れる、というのは不要なことを忘れること。ほかにやらなければならないことがあるとかないとか。人間の脳はマルチタスクをこなすようにはできていないので、一転に集中することが大事だと説きます。行動するというのは、実際に本屋教科書を読むだけではなくとにかくやってみる。動いてみる。このことで、知識が体にしみこんでいきます。そして人は情報を感情を紐づけて記憶するような仕組みがあるので、退屈な状態で学ぶというより、良い状態で学ぶのが大事。あとは教えることで理解が深まり、書き込み、復讐することで理解や記憶が高まる。そんな法則です。

問い

本書にはこんな引用があります。

「問うものは答えを避けられない」
―――カメルーンのことわざ

何かを学ぶとき、問いというのはとても大事なものです。脳科学的にも、問いを立てると脳はそこに関連する情報を無意識に探し出すといいます。結果、問うた問題に対して、答えを出さないほうが難しいといえるのかもしれません。それだけにどんな質問をするか、というのはとても重要になります。本書では、本書を読みに当たって重要となる3つの問いをサンプルとして掲げています。

問い1 これはどう使えるのか。
問い2 これはなぜ使わなければならないのか。
問い3 これはいつ使えるのか。


・・・ということで一の一生を簡単にまとめてみましたが、まだまだ内容はこれからという感じ。そんな本書は、きっと大人にとっても子供にとっても、学びのとても大事な参考書として頼りになるのではないでしょうか。


いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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ちなみに私はこんな本書いてる人です。


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