自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
まえがき――この本を手にとった方へ
どことなーく哲学チックな香りのする書き出しな気がします。
目の前にいる「あなた」に何かを教えるような語り口は、案外身近な印象というよりもどことなく距離感を感じさせる風に感じるのは私だけでしょうか。
言いたいことは、どこかから借りてきたことを「書く」という技術が必要なのではなく、技術的には稚拙であったとしても自分の中から湧き出る何かを表現すべきと言っているようです。
本書の内容
自分と向き合う
本書の主張は、たとえば同じ本の感想文を二人の人が書こうとしたとします。
その時に、人は自分のフィルターを通してその本の内容を受け取りますし、そのフィルターを通した内容は感情と化学変化を起こしてその人独自の感想が生まれる。
大事なのはその人の独自性である、ということをいっているのではないかと思います。
ではその独自性をどうやって取り出していくか、という事が本書のテーマではないかと思います。
その構成が以下の通りです。
これらの過程をもって、常に自分の心の中につながり、それをアウトプットしていくというのが本書がやらんとすること。
特にコピペ文化がはびこる近年において、自分で考えるという事を謳った内容化と思います。
どちらかといえば、ハウトゥ本という感じでもなく、自分と向き合うことをしっかりやろう、という主張がなされているように感じました。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
ちなみに私はこんな本書いてる人です。
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