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ワンネスの扉 ― 心に魂のスペースを開くと、宇宙がやってくる

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

まえがき

1980年に生まれ、フランスはブルゴーニュ地方の田舎で育ったジュリアンは、霊的探究者が何年もの瞑想や修行の後、ようやく垣間見るであろう思考体験、ワンネスの世界をある時から頻繁に経験するようになります。人前でも、スーパーで買い物をしているときでも不意にワンネス状態に入り、感動のあまり泣き崩れてしまう。なぜ、そのような体験が頻繁に起こるのかわからない。何がきっかけで起こるのかもわからない……。

ワンネスの扉 ― 心に魂のスペースを開くと、宇宙がやってくる(ジュリアン・シャムルワ)

概要説明的な始まりですね。ただ、この著者の体験そのものが、スピ好きな人たちからするとかなり関心が高い感じではないでしょうか。
私はここに惹かれて読み始めた気がします。

本書の内容

ある高校生にふいに訪れた出遭い

本書の著者はフランス人。しかし、彼は日本語が堪能らしく、彼自身が直接本書を執筆したとか。
で、彼の体験はフランス在住時に始まったわけですが、本当に偶然にUFOをみます。そこから始まって、徐々に彼の部屋に何かしらの気配を感じるようになってきます。
はじめはとても怖く感じたのですが、どうやらそれは宇宙人らしい。
だんだんと宇宙人の存在に慣れていくとき、自分の意志とは関係なく手足が動くような体験をし始めた。そして彼らの意識と融合するような感覚を体験し、次第にそれは安心感となっていく。

さて、そんな体験からどんどん様々な体験をする中で、著者はいわゆるワンネス体験をするようになる。
体外離脱体験のようなものだったり、目に見えないものが見えるように感じられるようなものだったり。食べ物が発する波動も見えたりするようになり、食事内容も変わったと言います。

あふれる感動

そんな体験を深めていくごとに、彼は、突如感動体験をすることになる。
コンクリートの代に足を乗せた途端、その足元から地球そのものを感じたという。
周囲の場、街、国全体、地球が次々と感じられ、地球の重量さえ分かったかのような感覚。
訳もなくいきなり感動があふれ、「人生って素晴らしい!」という歓喜がこみ上げ、魂が震える。

これは至高の体験ではある一方で、何の前触れもなく、コントロールもできない形で襲ってくる。
たとえば、買い物中、街を歩いている最中に歓喜の思いがあふれ、涙が出て、その場に崩れ落ちる。

彼はその前触れを捕まえるなり、どういった条件で発動するのかを見出そうとした。
しかし、その過程は思い出せず、逆に論理的な思考が優位になるとその状態は消え去ると言います。
至高体験が終わった後、その時の記憶があいまいなのだそうです。

そんな下で彼がたどり着いた真理をこう表現しています。

そうなんだ!過去と未来はただ僕たちの頭が作り出したもので、本当は存在しない。存在しているのは今だけ、この「現在」だけだ。つまり、躍動する宇宙なんだ!

ワンネス体験を起こす要素

著者は苦労の上、次の三つの要素を見出したそうです。

  • 共感(エンパシー)

  • 高い波動

  • 観察に徹する姿勢(頭ではなくハートで感じる)

さて、この感覚で私たちがその体験をできるのかどうかは練習次第かもしれません。
しかし体験者からの日音ととしては、とても重要なものに感じますがいかがでしょうか。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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