数字は人格――できる人はどんな数字を見て、どこまで数字で判断しているか
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
定石に則った書き出し?
本書のプロローグは衝撃的です。
実際にあった”事件”が本書の内容を如実に語っています。
一文は短く読みやすく、タイトルである数字が人格という事の本質がよくわかる書き出しだと感じました。
本書の内容
出せばヒット
小山昇さんと言えば、ビジネス界では超有名人ですね。
自身が経営する会社は、二度にわたって経営品質賞を受賞。
ビジネス書も出すたび大ヒット。
分かりやすく、実践しやすい内容が受けているのかもしれません。
たしか、ほかの本に書いてあったと思いますが、小山昇さんには5人のゴーストライターがいらっしゃるとか。
語ったことを書き留め、本として作り上げる人をそばに従え、次々と新刊を出されています。
ジャンルは多岐にわたり、今回の本は主に会計に関する内容。
会計というとアレルギーを起こしがちですが、中身は非常に理解しやすく実践しやすい。
なにしろ、社長は「ココだけ見ればいい」という一つの指標だけを示している。
さらにその理由が明確にされ、事例によって裏付けされている。
そりゃあ、売れるわけです。
たぶん天才?
これ、私の個人的な感想ですが、小山昇さんって天才です。
技術とか、知識とか、さまざまなものを蓄積されていると思うのですが、それを現実的な形で体現する天才です。
誰でもできる形に落とし込んでいるから、再現性がある。
そういう意味では、どの本を読んでも参考になる部分は少なからずあるはずです。
本書もまた、なるほどなぁ、と思える内容満載でした。
経営に携わる方なら、一度手にとってみられるといいのではないでしょうか。
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