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Chatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
心に浮かぶ悪夢
私は真っ暗なリビングルームに立っていた。不安に怯えつつ、リトルリーグ時代に使っていたバットのべたつくゴム製のグリップを握りしめ、窓外の夜の闇を見つめていた。妻と生まれたばかりの娘を、1度も会ったことのない血迷った人物から必死で守ろうとしていたのだ。こうした状況がどう見えるか、あるいは、その人物が現れたら実際にどうするのか、自分についてのそんな意識は、迫りくる恐怖のせいですっかりなくなっていた。
本書の始まりは、サスペンスタッチ。
これはどういう状態かというと、著者の方は、脅迫状が届いたとか。
その脅迫状から、妄想は広がり、とんでもないことがおおこるのではないか?という思いが頭の中に去来した様子を表現しています。
頭の中の妄想、独り言はどんどんと肥大化していき、いずれ、自分の常識的な判断を失わせるさまを表現しています。
まずはじめに、チャッターの恐ろしさを実例をもって示した「はじめに」です。
本書の内容
チャッターが人の可能性を奪う時
こういった、チャッターが人の心を支配すると、行動が限定的になったり的外れになることがあります。
そういったチャッターを制御するための26の方法論を本書では提示しています。
参考までに五つほどピックアップしておきます。
・他人を観察するように自分を観察する
・ 時間的距離を取る(少し時間をおいて考える)
・ 日記を書く(心の中を紙に吐き出す)
・ 「私」を主語とせず「〇〇さん」を主語にする(〇〇さんの部分には、自分の名前を入れる。私の場合は「田村さんは、こう考えている」と言った感じです)
・ 自分の経験を一般化する。(みんな経験してることだから、と納得させる)
一つ一つは小さなことのようですが、やってみると意外とパワフルです。
たとえば、私の場合は「他人を観察するように自分を観察する」というのは若いころから無意識に使っています。
痛みを感じるときには、こうすることで、少し楽になって冷静になれます。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
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ちなみに私はこんな本書いている人です。
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