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最新科学とスピリチュアル ― AI・量子力学と大発明家たちのひらめきの謎

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

はじめに

これまで超常現象として語られてきたことが、今、かなりのところまで最新科学により説明がつくようになっている。
科学的アプローチの基本は、経験的な証拠に対して、理論的で数学的な証明ができるまで、理由を探し続けるという物である。理由が見つかれば、再現が可能になる。そのアプローチは今、スピリチュアルの経験に対して、どこまで最新科学によって、理論的、数学的な証明ができるか、というチャレンジとして行われている。

最新科学とスピリチュアル ― AI・量子力学と大発明家たちのひらめきの謎(久慈直登)

近年、量子力学がちょっとしたブームですね。
何でもかんでも量子力学、量子論、と猫も杓子も量子の話を持ち出してきます。
それもわからない話ではなく、ミクロの世界はそもそもの動きが怪しげというか、もうそれで今までの超常現象の多くが説明できてしまいそうな気がするからだと思います。
そんな時流のなかにあって、このはじめには、決して煽るわけでもなく、ただ事実を事実として伝えることで、関心を惹きつけようという始まり。

本書の内容

テクノロジーで紐解くスピリチュアル

量子の世界は不思議なもので、粒であり波であるという話から、その状態は確率的にしか予測できないとか。
そのほかでも、科学の世界では多次元宇宙の存在やら、一昔前ならトンデモ話と思えるようなことを科学者が真剣に研究しているわけです。
こういった話を漏れ聞くと、なんとなくそういったことを最新科学の世界で解説できそうな気がしてきます。

しかしどうしても、スピ系のところからのアプローチになると、量子の不思議なふるまいが天使とか宇宙人とか言うところとつながっているという飛躍が起こっていたりします。
特にスピ系の人が量子論といったときに、彼らはどこまで知ってるの?と思えるような書きぶり・言い振りな感じに思えてきます。
怪しい人が言うと、余計に怪しいのです。

で、本書の著者は日本知的財産協会専務理事、元本田技研工業株式会社(ホンダ)知的財産部長。
最新の科学に接する立場の人がこういった本を執筆されると、なかなか納得感があります。

久慈氏は、こういった立場にありながらけっこうスピの探求をされてるようで、ご自身でヘミシンクを使って体外離脱を経験されたりもしているようです。
実は理系の人がスピにハマったというより、そこそこスピの探求をしている中で理系の知識と結び付けていったという感じなのかもしれません。

実際に自分が体験したスピ的体験を、科学で説明しようという事が本書の中心かと思います。
例えば、オーラについて、脳波について、テレパシーについて、あの世について。
内容は全体的に硬い文章ではありますが、読みやすく、興味深い。
知らないこの世のしくみをしっかり学ぶことができるんじゃないでしょうか。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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ちなみに私はこんな本書いている人です。


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