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まんがでわかる LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2): 100年時代の行動戦略

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

プロローグ 激変 あなたは”人生100年時代”を楽しめているか?

かつてない転換期を迎えている日本。
寿命がぐんぐん延び、長寿高齢化が進んでいる。おそらく私たちや私たちの子ども世代は、100歳まで生きることになる。また、テクノロジーが急速に発達する中で、社会も人々の考え方も、生きるために必要なスキルも刻々と変化し続けているのだ。

まんがでわかる LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2): 100年時代の行動戦略(アンドリュー・スコット、リンダ・グラットン)

本書は「まんがでわかる」という本なので、本の扉にあるちょっとしたリード文が上記のもの。
一般の文章版は読んでませんが多分、1章分の内容がこの数行に凝縮されているのではないでしょうか。
まずは問題提起、という事のようですね。

本書の内容

ほんとうにまんが

実はこの手のビジネス書の漫画版というと、だいたいは導入部にマンガでストーリーを描き、その内容解説でガッツリ文章がある本がけっこう多い。
しかし、この本に関して言うと、ほとんどがマンガ。
章ごとに、軽いコラム的な扱いで説明文がありますが、文字を読むのが嫌いな人でもなんとか我慢できるレベルではないでしょうか。

・・・ということで、主人公「平野君」の目を通して、LIFE SHFT(ライフシフト)の考え方を学びます。
ちょっと調べてみると、元ネタのLIFE SHIFT2では社会情勢の変化について、割と詳細に述べられているっぽい感じですが、本書に関してはだいぶはしょられていると思います。
どちらかというと、平野君がこれからの社会の中でどう生きていくかを学んでいく、という事が話題の中心だと思います。

以前、LIFE SHIFTを読んでいます。
そちらについてはこちらでご紹介していますので、ご興味あればどうぞ。

ひとつの学びでは100年は生ききれない!?

本書の主人公平野君は、まだ小さな子供のいる35歳の男性。
最近まで海外勤務だったのが、やっと日本で落ち着ける、と思った矢先に海外転勤の辞令が。
海外に行けば、将来の出世は約束されるかのような雰囲気ではあるとはいえ、妻は子どもの学校のことなどを考えると、ちょっと消極的。
会社で出世することを選ぶか、家族との時間を選ぶか。
そんな究極の選択の中で、平野君はLIFE SHIFTの考え方を友人から学びます。

かつては、ひとつの会社を勤め上げることが基本的なスタイルでした。
しかし、人生が長くなるにつれ、「生活のための仕事」ではあまりにもツラすぎる。
楽しめる仕事を選ぶという事も必要なのではないか、という問いかけがなされます。
そしてそのための学習が必要だし、副業を通じての経験なども必要。

かつては、学ぶ時期、働く時期、引退の時期という三つのステージが、30歳代から40歳代において、学び直しのステージを追加する必要に迫られてはいないか?
というのが本書の提案。

さて、みなさんは自分の人生、どう考えますか?
仮に65歳引退だったとしても、100歳まであと35年間。
老後というには長すぎる期間です。
ここまで、中身のある人生を送りたいところですね。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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ちなみに私はこんな本書いている人です。


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