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科学的 潜在意識の書きかえ方
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
目の前の現実は、自分の意識と関係なしに、勝手に起こっている。
かつての私もそう考えていました。
でも今は違います。
なぜなら、目の前に展開している現実は、自分の意識と明確な関連があることを、自分自身の体験や、私のセッションや講座を受講いただいているお客様の事例から「確実にそうだ」と言えるからです。
簡単な例を出しましょう。あなたは旅行先で美味しいお蕎麦を食べてから、お蕎麦の美味しさに目覚めたとします。旅行先から帰ってきていつもの素見慣れた町並みを歩いていると、「お、こんなところにお蕎麦屋さんがあったんだ」なんて感じで、以前は氣にも留めなかったお蕎麦屋さんの存在に氣付きます。
いきなりしょっぱなから、テーゼとアンチテーゼの対比。
この手の本をよく読んでいる人にとっては、普通の話ですが、初めて手に取る人にとっては衝撃の内容かもしれません。
本書の内容
しょっぱなに量子論
最近のスピ系とか、引き寄せ系の本は、だいたい量子論を持ち出してきます。
本書も、はじめの一章で量子論が出てきました。
正直なところ、この時点でちょっとがっかりしたんです。
ああ、科学的と言っても、よくある話だよね・・・、と。
その時には特段の目新しさを感じませんでした。
まあ失礼な話、今更・・・なんて気持ちもあったんですね。
もちろん、こういう本を初めて読む人にとっては、すごく面白いんだとおもいますが、この手の本を何十年も読んできた私にとってはちょっと物足りなかった。
しかし、読み進めるほどに面白くなってきました。
どんどんと話が深まっていって、ああ、買ってよかったと思い始めました。
第一章はいわゆる引き寄せの法則についてです。
そこに量子論が出てきます。
意識が量子を物質化するということから、潜在意識を操ることの重要性を説きます。
脳の仕組みと引き寄せ
第二章は脳の仕組みについてです。
人間の知覚というのは割といい加減で、目がどれだけたくさんの情報を脳に送り込んでも、脳にはフィルターがあって多くの情報がカットされます。
その脳は、五感を通じて多くの情報を取り込みますが、結局は脳の思い込みで歪曲されたりするものです。
そういったことからすると、まさに世界は自分の脳内に投影されたものでしかない、という事がわかります。
本書の二章ではそんな話が展開されます。
自分を知るワーク
とくに第四章あたりの「本当の自分を知るワーク」あたりは、シンプルだけど確実な方法を提供してくれます。
私自身自分でやっていたことをもう少し発展させた形で紹介してましたので、あ、これだ!なんて思いました。
そもそも、自分というのはわかっているようでわかっていない。
たいてい、「これが自分」と思ってる認識は、本当の自分と正反対だったりすること、けっこう多いです。
私は努力とか根性を毛嫌いしてきましたが、実は、けっこう努力の人だったということが最近分かったのです。
それもこれに近いワークを自分でやって、ハッと気づいた、というのが実際のところ。
もし何かがうまくいかなくて悩んでいる場合、このワークを真剣にやってみると、何かヒントが見えるかもしれませんね。
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