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生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
私自身、生きるのがとても面倒くさいと感じた時期が、かなり長い間続いた。かなり長いというのは、もっと具体的に言えば、十年以上ということだ。いや二十年以上かも知れないし、ことによったら、今も続いているのかもしれない。ただ、だいぶ薄らいだことは間違いない。始まったのは、高校生の後半くらいで、十年にもわたった大学生活の頃がピークで、二十代も終わり近くなって勤め始めてからも、まだ続いていた。薄らぎ始めたのは、三十代半ばが近くなってからだと思う。
ベタベタな個人の体験からはじまるまえがき。
私自身に関して言えば、なんとなくわかる―、という感じで受けとりました。というか、ほんの少し前に、生きるのが面倒くさいというより生きるのに飽きたという感覚を持ったので、ちょっとそんな自分とかぶりました。
若干生き方を変えることで、状況が変わってきたということ。
そんな話をこの後に続いてされています。
本書の内容
面倒臭いということの裏にある感情
人と会うこと、何かを始めること、働いたり、学校に行ったり。
あるいは家庭を持つとか、子どもを持つとか、そもそも恋愛さえも面倒臭い。
程度の差こそあれ、そういった人が一定数いるようです。
たとえば、人と付き合うのが面倒くさいというのは私自身にもあります。
色々深堀していくと、本当は人間の事にとても関心があるんです。なのに、付き合うというのはとても面倒臭い。
そういった心理の裏にはある感情が隠れていると言います。
それは、他人からの批判や拒絶にかんしての過敏な反応。
そういった結果を体感することに対する、恐怖のような感情を「面倒くさい」という感覚が上塗りしているようなのです。
面倒臭さを克服する方法
物事に対して、失敗すること、そして批判や拒絶を受けることへの過敏な反応は、一定程度克服が可能だと言います。
それは、無意識の反応を変えることなので、ある日突然というわけにはいかないと思います。ただ、実直に小さな習慣を繰り返すことで、少しずつ変わっていくようです。
実は私はこの本を読む前に、自分なりにこの本の提示する方法を試していました。結果は、なかなかいい感じです。
その方法というのは、まずは「自分で決める」という習慣を意識してつけること。そして、いつもとは違う決定を試してみるということ。
これを日々実践していると、数か月後には随分と変化を実感できるようになっていると思います。
詳しくは本書をご参照ください。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
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