見出し画像

女優と料理人とろうそく③:エピローグの調理法(要注意 官能あり)【フリー台本】

※※ 官能シチュボとなります。ご注意くださいませ ※※

背景

深夜枠用の声劇台本。Stand.fmでのコラボ企画、しおんさん&カナモノさんの「大人の秘密基地」にて、「女優と料理人とろうそく」シリーズを読んでいただいております。

  1. 女優と料理人とろうそく①:情熱の調理法

  2. 女優と料理人とろうそく②:闇の調理法

  3. 「女優と料理人とろうそく③:エピローグの調理法」本編

昨今流行のChatGPTを、アイディア出しや、推敲の材料として活用しつつ、書いております。


女優と料理人とろうそく③エピローグの調理法

作:奥村薫

【第一章:ともしびの記憶】

女優:ああ、このろうそくの炎…!私たちの初めての食卓を思い出すわね。
料理人:そうだね、君はあのときから、ほんとうに自由に、そしてさらに美しくなった。
でも珍しいね、君から料理のリクエストがあるとは…。
女優:だって大事な、特別な夜ですもの。
料理人:そうか、でもあれはコースの最後だから…。
女優:あなたの事だから、それに至る料理もちゃんと作ってあるのでしょう?
料理人:当然だとも。では本日の食卓にご案内しよう。

【第二章:最後の一品】

料理人:今夜の料理は、どうだったかな…。
女優:最高だわ…
料理人:そしてこれが君がご所望のものだ。最高のフロマージュを用意したよ。
女優:ふふ、コースの最後はデザートでは無くて、さらにその後のフロマージュ(妖艶な微笑み)
ああ、あの料理の後にこれとは絶妙ね。柔らかい外側と、中はとっても強烈な味わいで。
料理人:まるで君の魅力そのものだね。
女優:そう、最後にフロマージュ、そして最後のフロマージュ…ね。
料理人:おい、おい?
女優:そうなの、今日で最後にしましょう。
料理人:本気なのか。フロマージュで終わるのではなく、さらに別室でブランデーと葉巻をたしなむ…というのも良き習慣なのだがな。

【第三章:エピローグの先へ】

女優:私は…、あの方の所へ行くことにしたの…。
料理人:えっ!あの方、ということは…?
女優:そう、お許しをいただいたのよ。
料理人:しかし、そんな…。あの方の所へ行くということは...。すべてをなげうつことになるのだよ。その覚悟があるのかい?
女優:ええ。――いや、わからない。だからこそ!確かめたいの。あるいはそこに行けば、無理やりにでも…。
料理人:あそこでは、その矜持も、自負も、あるいは今の生活も、その美しささえも、なげうつことになるのかもしれないのだよ。
女優:でも、その先には...。あそこに行った人は、新らたな境地に達すると。
そんな話を聞くと、もう堪らないのよ。さらに深い闇が私を呼ぶ声が聞こえてくるの。
料理人:そんな。あまりにも過酷だ。君の選択は厳しいものになるだろう。
女優:あなたは…とっても優しかったわ。
料理人:それは、君が大事だから。
女優:わたしの生活を壊さないように配慮してくれた。
料理人:それは、君は女優で、それは君がみんなのものだから。
なのに君は瞬く間に目覚めていった。
女優:周りの人々にも言われたわ。さらにオーラが変わったって。
ずっとあなたの料理に魅了されてきた。
あなたの料理と闇とが私を変えた。
欲望と闇の豊かさを教えてくれたのは、あなた。
料理人:俺は君を傷つけたくなかった。
女優:ええ、わかってるわ。ありがとう。
でも、だからこそ、あの方のところに行かなきゃいけないの。私はそう決めたんだわ。
料理人:何とも残念ではあるが。君の貪欲さはすべてを凌駕するのだね。そこが愛おしいのだが…。
ああ、このゆらめくろうそくの炎のように。
女優:あなたが教えてくれたわ。たとえ炎が消えたとしても、その熱の痕跡は残る…と。
料理人:君は選んでしまったんだね、その険しい道を。
あまりにも情熱的で、ストイックな、君は…。

(終わり)

シリーズ紹介

コンテンツのご利用について

もしかして、これらを「朗読してみたい!」「使いたい!」と思う方が居られましたら、是非ご利用ください。以下の「ご利用について」をご一読ください。

#ChatGPT #AI小説 #シチュボ #スタンドエフエム #StandFM #スタエフ #短編小説 #朗読用 #朗読台本 #二人用台本 #二人用シチュボ #フリー台本 #官能小説 #官能シチュボ #カオルのAI工房


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?