お昼ごはんにどうぞ。アスパラとエリンギのリゾット
先日、名古屋の志段味図書館という市立図書館で、スープのオンラインイベントをやったときにご紹介した、とってもおいしいアスパラとエリンギのリゾットの作り方を紹介します。一緒にご紹介した、かぼちゃ、バター、塩だけで作るポタージュもあわせてどうぞ。
アスパラとエリンギのリゾット
イタリアンのレシピだと水を少しずつ差して鍋につきっきりになることが多いのですが、こちらは野菜とお米を炒めて水を差したら、ほぼ出来上がるまで放置していい、簡易リゾット。でも味は本格的です。パスタみたいにアレンジも幅広いのでぜひやってみてください。
▼材料(2人分)
米 3/4合(120g)
アスパラ 1束(100g)
エリンギ 中1本
※エリンギ以外のきのこでもOK
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1/2~2/3
好みで粉チーズ
▼つくりかた
1 野菜を切る
アスパラは下1/3~1/2までピーラーで皮をむき(細いものはそのままでOK)、固い下のところ2センチぐらいを切り落とします。2センチ幅に切っていきます。穂先だけは少し長めに。エリンギは細かく刻むか、3つぐらいに切ってから手で割きます。にんにくは皮をむいて包丁でつぶしましょう。
2 野菜と米を炒める
鍋にオリーブオイル大さじ1とにんにくを入れて、弱火でじわじわ香りが立つまで加熱します。香りが出たら中火にして、アスパラとエリンギを入れて軽く炒めます。エリンギがしなっとなってきたら、お米を入れて(そのままでいいですが、気になる人は洗ってもOKです)、オリーブオイルも少し足して、1~2分炒めます。
3 煮る
水7~800mLを加えて、沸騰させます。一度へらで鍋底から大きく返したら、弱火にしてそのまま15~18分ふたを開けたまま煮ます。ふたをすると水分が蒸発しないのでオープンで。煮る間にあまりかき混ぜると粘りが出てしまいますので放置して大丈夫です。食べてみて、お米がやわらかくなっていたら、塩で味をつけます。好みで粉チーズをふってもおいしいです。
野菜は、なんでもいいんです。たまねぎ、にんじん、かぶ、かぼちゃ、トマト。あと、鶏肉を入れると食べ応えとうまみがアップして、一皿ごはんになります。
かぼちゃの赤ちゃんポタージュ
なんで「赤ちゃんポタージュ」かというと、今回のイベントがもともと小さな子を持つ親御さんのための企画だったからなんです。離乳食を作りつつ、そのあと親のポタージュにチェンジできるようなレシピです。
▼材料(2人分)
かぼちゃ 小1/4個(350~400g)
バター 25g
塩 少々
▼つくりかた
1 かぼちゃを切る
かぼちゃの種とわたをスプーンでとってからタテヨコ4つに切り分け、皮をむき、3~4cmのサイズに切る。
皮はこんな風にしてかぼちゃをまな板に置き安定させると切りやすいです
2 かぼちゃを蒸し煮する
かぼちゃを厚手の鍋に入れ、塩一つまみと水100mLを加えてしっかりとふたをして、中火で約10分蒸し煮する。(途中焦げ付かないように、鍋のふたをあけて水が減っていたら少し足してやる)
3 かぼちゃをつぶして赤ちゃんポタージュにする
ふたを開けてそのまま加熱して残りの水分を飛ばし、火を止めて熱いうちにヘラでつぶす。つぶれたら赤ちゃんの分をとりわけ、スープにするときは白湯か、脱脂粉乳(粉ミルク)で、好みのとろみにのばす。
※この工程は、ブレンダーのある方はブレンダーでやってもOKです
4 大人のポタージュを作る
鍋に残ったかぼちゃが熱いうちにバターをよく混ぜ、水50~100mLで少しずつのばしてとろみをつけ、あたためる。
大人のぶんには、シナモンやクミンなどをふってもおいしいです。
また、ペースト状にしたものにマヨネーズを混ぜるとパンに合うかぼちゃペーストになります。トーストに塗ったり、サンドイッチにしてみてください。レーズンを混ぜるのがわたしの好みです。
読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。