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スープ・レッスンseason4.春

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cakesに連載した『スープ・レッスン』から、春のスープ18品を2023.3月から2023.5月の間にこのマガジンにまとめていきます。更新は基本的に週に2回です。
記事1本は300円ですが、マガジンを買うと1回の購入で18レシピ全部読めます。冷蔵庫に入っている食…
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2023年3月の記事一覧

新生活をパワフルにはじめる、らくちん朝食スープ

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 忙しい朝もスープで朝ごはん パンとたまごとチーズが一皿でとれるスープで、手軽に朝食をとりませんか?睡眠不足でまだ半分眠っているような人も、起き抜けはあまり食欲がないという人も、これならするする喉を通ります。 パンが水分を吸ってふくらみ、スープというよりはパン粥のような感じになります。硬くなってしまったパンの救済策としてもぴったりです。 プレーンなパンならいつも食べているもので構いませんし、たまごやチーズ

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つぶつぶマッシュポテトたっぷりのミソスープ

たっぷりのマッシュポテトを、スプーンで混ぜながら食べる味噌汁。 じゃがいもの味噌汁といえば、定番中の定番ですね。おいしいことは保証済みですが、今日はこの見慣れたお味噌汁をがらりとおしゃれに、しかもさらにおいしくイメージチェンジさせましょう。じゃがいもをつぶしてマッシュポテトを作り、これを味噌汁の具にするのです。 今回のマッシュポテトは簡単版。へらでざっくりつぶしてバターを混ぜ込むだけで、粒が少し残った感じが、味噌汁にぴったりなのです。 春先から初夏にかけて産地をずらしなが

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家で作るからこそ、とびきり簡単で美味な魚のスープを。

鯛のアラとトマトジュースで、豪快な魚のスープを。魚のスープ、と聞くだけでハードルが高い!無理!と思う方は多いのではないでしょうか。 でも、今日作る魚のスープはとびきり簡単。魚をさばくどころか、包丁すら使いません。 魚のスープの特徴は、時間がたつと生臭みが出てしまうこと。だから缶詰やレトルトでおいしい魚のスープと巡り合うことはなかなかできません。 新鮮なアラさえ手に入れば、とても簡単に、豊かな魚のだしを楽しめます。つまり、自宅で作る価値があるのです。 主役は、魚の王様、鯛で

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冷たさと熱さの入りまじる、大人のいちごミルク

旬のいちごを使ったデザートスープは、胡椒が決め手。ショートケーキやいちごパフェ、タルトやムースなど、スイーツには欠かせない、いちご。 家では生でそのまま食べる人が多いと思いますが、加熱してあげると、生にはないうまみが引き出されるのを知っていましたか。 バニラアイスに熱々のエスプレッソをかけたイタリアのデザート・アフォガートを、今回はコーヒーではなく旬のいちごで作ってみます。 冷たいバニラアイスに熱いいちごスープが混ざり合うアフォガートは、いわば大人のいちごミルクといった趣

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ちょっぴりほろにが、大人のスープやきそば。

菜の花だけでシンプルさらりと春のあんかけ。菜の花が出盛りです。ほろ苦さが魅力の菜の花を、ほんのりごま油を香らせた塩味のスープで、楽しんでみませんか。 菜の花は火が通りやすく、塩と油と全部まとめて鍋に入れ、蒸し煮するとあっという間にできあがります。とろみをつけると食感もとてもよくなります。 今日はカリカリに焼いた中華そばに、この菜の花あんかけスープをたっぷりかけて、春を感じるスープやきそばにしてみました。季節の味を堪能できる一皿です。 菜の花のあんかけスープやきそば材料

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しょうがとお酒でぽっかぽか薬膳、マーヨージー

無塩で作る、濃厚鶏スープ。とても簡単でおいしくてあったまる、台湾の薬膳スープ・麻油鶏(まーよーじー)を、ご紹介しようと思います。 薬膳スープ? 特別な食材を使わなきゃダメなんでしょ、なんて思いがちですが、そんなことはありません。 たとえば身近にある「しょうが」も、薬膳食材のひとつ。血行を改善して体をあたため、胃腸をととのえ、高い殺菌作用があり……と、数え切れないほどの効用があります。今日はこの生姜と鶏肉をたっぷりのお酒で煮ていきます。お酒の効果で肉の臭みもなく、食べている

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作るの3分。台湾風、やみつき豆乳スープ

台湾で出会ったおいしい豆漿(ドウジャン)の世界台湾の朝食に欠かせない「豆漿(ドウジャン)」をご存知ですか? これ実は、豆乳のこと。今回は塩味の豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」をご紹介します。 酢や醤油を入れることでふるふるに固まりかけた豆乳は、「飲む湯豆腐」といった趣を感じ、ほんのりと鼻に抜ける豆の香りに朝から心やすらぎます。 トッピングや調味料で自分好みにカスタマイズして楽しめるにぎやかさ、楽しさも持ち合わせた、とっても魅力的なスープなのです。 実はこの鹹豆漿、

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チーズで和食の方程式をひっくり返す、ハイブリッドな味噌汁

春のキャベツを、チーズと味噌が引き立てますふっくら煮えたやわらかい春キャベツ、ふくよかな味噌の香り、そしてパンチのあるパルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)のコク。 キャベツ、味噌、チーズのうまみが三位一体となった、ハイパー進化形の味噌汁を作りましょう。 作り方はシンプル。だしは使いません。野菜もキャベツだけ。ほんとうに大丈夫なの?と心配になりますが、大丈夫なんです。 発酵食品における東西の両横綱、味噌とチーズが強力にバックアップしてくれます。 でも、おいしさの

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