詩『ギターの音色』

ギターの音色が
やたらと騒がしいから
私は声をかけた
誰に向けて
歌っているの？
ギターはこたえる
誰でもないさ
雲の切れ間から
降り注ぐ光が
ギターと私を照らす
天使は言った
あなたの歌声は
どこまでも届いている
だから続けなさい
それは夢のような時間
終わりはない

雷おこし薫子より

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