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詩『夜風を浴びながら』

夜風を浴びながら
明日を想う
銀河のほとりで
春の陽気を待つ私は
ひとりではあるけれど
寂しさを覚えない
あなたの行方を
探す手間すら
私には必要ない
だからこのままでいい
だからこのままでいい
誰にも咎められず
飽きることもなく
ただジッと座って
明日を待ち望む

雷おこし薫子より

雷おこし薫子の詩集|雷おこし薫子|note


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