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詩『臆病風に吹かれて』

臆病風に吹かれて
大切な勇気の証を
手放してしまった
私が目指していた
輝きはいつだって
すぐそこにあった
私は尋ねるだろう
どこに行ったのか
あなたはこたえる
何もなかった、と
だからこそ進むさ
どこまでも進むさ
行き先は知らない
気持ちは違えない
何もない道を行く

雷おこし薫子より

雷おこし薫子の詩集|雷おこし薫子|note


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