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「情報分析、市場調査の仕方」〜かん味処#6 ~での学び

1. 参加理由

情報分析、市場調査は、どんな仕事でも必要。プロに頼む場合に、最適な人、適正価格を判断するのに役立つ講義を期待していました。

2. 学んだこと

上記の期待は見事に外れました。今回の最大の学びは、「情報分析、市場調査」は、お金をかけてプロに頼まなければできないことではないということ。講義が俄然楽しくなりました。

情報を取りに行く前に、自分が抱えている問題は何か、そしてそれを解決するためにはアプローチするべき人は誰かを探ることから始める。多くの情報は、特に国が持っている情報の多くは無料で手に入る。公の機関は、私たち国民からの質問には答える”義務”があるので、省庁に問い合わせて情報を得ることも可能。時には、人間観察など現場の観察も役に立つ。気をつけなければいけないのは、ネットで流れてくる情報。信憑性が疑わしものもたくさんある。

今回の講義で、最も心に突き刺さったのは、「自分の経験・体験」≠「社会の原則・ルール」という指摘。「主観」と「客観」を分けて考えることが肝要。言われてみればもっともなことですが、常にともすれば「自分の経験・体験」=「社会の原則・ルール」という思考や行動に出てしまいがちである自分を制しなくてはと改めて襟をただしました。

3. 講義後、実践していること

実践らしき実践はまだしていません。唯一、それらしきことは、知り合いの農家さんが販売しようとしているものが、どんな場所でどんな値段で売られているのかを買い物に出る毎に見回しているくらい。

それ以外は、つらつらと考え中。

正しい情報が手に入ったところで、分析に主観が入ってしまえば、客観的な結果は得られない。特定の狭い分野だけを客観的に分析できたとしても、全体を俯瞰して見た上でないと、将来の予測を見誤る可能性があるだろう。世の中の事象は多面的だから、得られた情報から唯一これと決めつけない方がいいのかもしれない。情報分析は、客観性に基づかなければならないとはいえ、ある程度想像力も必要なのではないか。そうでなければ、「一つの可能性に固執する」=「主観に縛られる」ことになるのでは? 今回も自問自答のループに入ってしまったようです。しかし、情報分析は楽しい、決して難しいものではないという前向きな気持ちにもなっています。今回も講義、ありがとうございました。


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