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絵の具始めて4か月、げいじゅつ家馨子の作品展『感情を保存する』がはじまりました

こんばんは。げいじゅつ家の馨子です。

私の初の作品展『感情を保存する』が大阪梅田のON the UMEDAで始まりました。

『感情を保存する』
そのタイトルに込めた思いや、私のげいじゅつ家活動について書いてみたいと思います。

アートの定義

私のアートの定義は「感情が動いた瞬間そのもの」です。
誰しも日々、感情が動いていて、その時々にアートが生まれ続けていると思っています。

そしてそれをたまたまなにかしらの表現でアウトプットした時、作品が生まれていると思っています。

感情を保存する

私は感情の揺れ動きというものをとても大切にしています。
大きな揺れだけでなく、「なんかいいな」とか「なんかいやだな」とか、そういうちっちゃなことも。
むしろこういうちっちゃなことがとっても大切だと思っています。

でもこの些細な感情はつい忘れてしまう。
この些細な感情がどこかにとっておけないかと思って私は絵を描き始めました。

・田舎が好きだけど、都会の夕日もきれいだとか
・お金もちの人より、山がきれいに見えるところを知っている人と一緒にいたいなとか
・学校に入学した時の決意だとか
・自分におっきな花束を渡したいと思えるような自分になろうだとか

愛をこめて花束を

そんな忘れてしまいそうだけど、忘れたらちょっと寂しい、最後の最後に自分の周りに溢れてたら嬉しい感情をとっておきたい

感情をとっておく手段のひとつとして絵を描いています

げいじゅつ家と名乗っている意味

①その時、やりたい表現方法で表現をしたい

私はこれまでたまたまその時出会って、やりたいと思った表現活動をしてきました

・演劇
・合唱
・バンド
・お絵描き
・踊り
・工作

たまたま今は絵を描いて、踊りを踊っています

でも、数年後、数か月後、明日ですらなにがやりたいかはわかりません。

そのときやりたいと思った表現方法で表現をしていたい

だから画家でもなくダンサーでもなくげいじゅつ家と名乗っています

②身近な存在でありたい

芸術家と聞くとなんだか崇高
アーティストと聞くとなんだかかっこよすぎる

私のアートの定義からすると生きている人はみんなアートを生み出している

だから、芸術家は遠い存在ではない。みんな芸術家。

でもやっぱり漢字で芸術家でいうのはなんだか恐れ多く、
「げいじゅつ家」と名乗っています

唯一無二でなく、唯一無二
私が特別なのではなくて、みんな特別
みんな唯一無二

プロフィール

げいじゅつ家活動としての歴史

2018年7月頃
絵が描きたくなったのでその辺にあったペンと紙でお絵描きを始める
小さい紙に描きたいときに描き進める

2019年7月頃
絵の発信をこっそりと始める

2020年4月頃
気軽に絵と接する、自分の好きに向き合って対話することを
目的としたオンライン展覧会を始める
これまでに5回開催し、約100名を動員

2020年6月頃
急に壁画を描くことになる
壁画を描くなら絵の具がいいなという思いに至り、
アクリル絵の具を始める
げいじゅつ家と名乗り始める

2020年7月頃
大阪にある某ワインバーの店内に壁画を描き終わる

壁画

2020年10月26日
初個展が開始

私がげいじゅつ家と名乗り始めたのも、絵の具を使い始めたのも、
実は4か月前。

それまでは絵の具はお片付けが面倒だなと思って触っていませんでした。
でも触ってみたら超楽しくてそこから4か月続いています。

絵を描いていてよかったこと

つい先日、3歳から仲良しの幼馴染からこんなことを言われました

「かおちゃん絵描くようになって本当によかったね」

理由を聞いたら「表現する場所が見つかった」

私は言葉にするのが苦手です
本業はコンサルタントなので、言語化は人より得意だと思います
が、言葉にするのは苦手です

言葉にすると正しくないことが自分の中で分かってしまうから
加えて自分の思っていることと人に伝わっていることが異なることが分かってしまうから

正しく伝わってないことはわかるのに、正しく精密に伝える言葉が見つからなくて、いつもどっと疲れてしまいます

それを絵だったり踊りだったり言葉じゃない表現方法を使うと、ニュアンスも含めて今の自分や想いを自由に表現することができます

絵や踊りを含めた芸術には正解はありません
なので、そこには正しさもありません
それは私とってとても居心地のいいものです

正解がないのでどう受け取られようと、受け取られてなかろうとどっちでもいいのです

デザインとアートの違いはここにあると思っていて、
伝えないといけないことを相手に正しく伝えるのがデザインだとすると、
アートは受け取り手人の自由

意図通りに伝わることが非常にストレスだった自分にとって、
伝えたい意図がなくなったこの世界はとても生きやすいのです

なので絵を描き始めてとても生きやすくなりました

これまでもいろんな表現方法をしてきましたが、
絵は一人でもどこでもいつでも描けるのでよりすぐ自分の感情に寄り添えるのが居心地がよいです

どこでもお絵描き

作品展『感情を保存する』開催に至るまで

以前から「個展やらないの?」と友人から聞かれることがありました

ずっと「面倒くさいからやらない」これが素直な気持ちでした

今回は出会いとタイミング

たまたま知り合った人に会いに行ったところで知り合った人が気に入ってくれて、私が面倒くさくない形で個展にこぎつけていただきました

今年はなんだか「ただ前を向いて歩いていたら、道が勝手に出来ていく」
そんな感覚でただやりたいことをやっています

勝手に道を作り上げてくれている人
これまでいいからそのまま進めと言ってくれていた人
こうはなりたくないと思わせてくれた人

関わってくれた人、その先にいる人、色んな人に感謝でいっぱいになっている日々です

お花

『感情を保存する』詳細情報

日時
10月26日(月)~11月8日(日) 9時~21時

会場
On the UMEDA
https://onthe.osaka/

〒530-0057
大阪市北区曽根崎2-16-19 メッセージ梅田ビル 1階 & B2階
TEL 06-4397-3135

在廊予定
10月26日 14時~21時
10月29日 19時〜21時
10月30日 19時~21時
10月31日 13時~21時
11月1日 13時~21時
11月2日 19時~21時
11月3日 13時~21時
11月5日 19時~21時
11月6日 19時~21時
11月7日 13時~21時
11月8日 13時~21時
※上記は予定につき変更となる場合もございます。

来たい気持ちになったら遊びに来てくださいね

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そんざいがげいじゅつな馨子さん
コンサルタントとげいじゅつ家をしています。

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毎週土曜日20時に踊りをあげています。


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