見出し画像

老いて身につけるべきホスピタリティとは?(藤村公洋)

老い羅〜ロス!

さてさて、2週間ぶりのご無沙汰です。
各方面から「え、終わっちゃうの⁉︎」「老い羅〜ロス!火曜と木曜が寂しくてたまらない!」「毎回ななめ読みしていたけどあらためて初回から読み返すと名作ですね!」といった声が、ほぼどこからも聞こえてこないという不思議(笑)。
とはいっても日本の皆さんは引っ込み思案ですから仕方ない。言いたいことも言えないもんですよ。大丈夫、混線気味の4G通信の隙間からあなたの気持ちは届いておりますぞ。

1年ものあいだ週に2回、実に100本余りの老いエッセイと共に小原藤村コンビの渋ラジにおける5年間のアーカイブを振り返ってきた『美しき老いの羅針盤』でありますが、とうとうね、前回でリアルタイムの放送に追いついたんですよ。早かったなー。目まぐるしかったなー。もうね、5年ぶん一気に歳をとったみたいなのよ。浦島太郎ですよ。となったら仕方ないでしょ。現実を追い越すわけにもいかないじゃないですか。

そんなわけで、3月からの『老い羅〜』は『渋谷のラジオの惑星』と連動する形での月1更新と歩みを緩め、装いも新たにシーズン2へ突入。1週目のオンエアにおける編集後記として2週目火曜と木曜の2回配信と相成ります。今回がサイト上の引っ越しも終えての再スタート、変わらぬご贔屓賜りますようよろしくお願いいたします。

「よ、秋谷!」「高松!」「たっぷり!」

といった大向こうからの声がね、混線気味の4G通信の隙間から聴こえてくるようでございます。

“食べない”ことがテーマでもある

2022年3月1日放送の『渋谷のラジオの惑星』はイメージフォーラムで公開中のドキュメンタリー作品『牛久“Ushiku”』での映画メシ企画でありました。

ここから先は

3,787字 / 3画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?