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文庫新刊『さよなら日和』発売!

 さてはて、本日8月10日は文庫新刊『さよなら日和』の発売日でございます!っしゃー!

 本作は、『廃園日和』として発売された単行本の文庫化となっております。開園から三十年、地方都市で愛された遊園地の最終営業日を描いた短編集となっておりまして、夏休みのこの時期にぴったりでございますね。

 僕はと言いますと、発売日にもかかわらず前日から謎の高熱(38.9度)を出し、うんうん呻きながら告知文を書いております。今日、誕生日なんだけどなあ。ひでえもんですね。体痛いよー だるいよー

■講談社文庫夏まつり2023

 本作、講談社さんの夏の文庫フェアの対象作品となっておりまして、フェア対象本の帯についた応募券を送ることで、なんと、あのキング・オブ・アミューズメントパーク、東京ディズニーランドのチケットが当たります!

2冊分1口でペアパークチケット、3口(6冊分)応募すると、さらにトイストーリーホテル4名宿泊券+パークチケット4名分というおぞましいほどのアップデートチャンスがあるようで、せっかくだし遊園地のお話買っていただいて応募していただけると、なんか当たりそうな気がしますね。しますよね?

でもまあ、こんなのどうせ1組2組とかだし、当たらんでしょう?と思うところなのですが、ペアパークチケットが1000組、トイストーリーホテル&チケット4枚が10組当たるらしく。あれ、意外と当たるかも?くらい結構な当選数になっておりますね。

たくさん本を読む読書家さんほどチャンスが広がる仕組みになっておりますので、この夏いっぱい本を読んでいただいて、そして当選品が届いたら、ディズニーランドでエンジョイしてきていただけるといいかなと思います。



ちなみに、作家は本が刊行されるとだいたい10冊ほど見本をいただくことができるので、お、5口応募できんの?と思いましたが、見本の帯は応募券ついてないやつでしたね。なので、ちゃんとフェアな抽選になっていると思いますのでご安心くださいませ。フェアだけに。

フェア参加店さんはこちら。

■装丁きれい

で、『さよなら日和』についてですが、内容は先述の通りですけれども、今回結構装丁にこだわったんですよ。デザイナーさんに何度も細かい調整をしていただいて、結果、なんともいえない幻想的な、めちゃくちゃきれいな装丁になったと思います。

装丁は、いつもお世話になっております、welle designの坂野さん。
毎度細かいお願いをして申し訳ないですが、きっちり汲んでいただいて、きれいに仕上げていただいております。ありがたいかぎりですね。

なので、ぜひ、現物を手に取っていただいて、装丁も楽しんでいただけたら嬉しいなあと思います。

ではでは、本日からの講談社文庫夏まつり2023、および『さよなら日和』をよろしくお願い申し上げます。


注:ネット購入、および電子書籍版はフェア対象外となりますので、ディズニーランドのチケットご希望の方は、フェア対象店にてお買い求めくださいませ。

小説家。2012年「名も無き世界のエンドロール」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。仙台出身。ちくちくと小説を書いております。■お仕事のご依頼などこちら→ loudspirits-offer@yahoo.co.jp