みやもと薫

読んだ本や観た映画・動画などの感想文を書きます。 感想文を人と繋がるメディア(媒介物)…

みやもと薫

読んだ本や観た映画・動画などの感想文を書きます。 感想文を人と繋がるメディア(媒介物)にしていきたいです。

最近の記事

【読書記録】「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう"子どもたちの孤立

ヤングケアラーという言葉をよく耳にするようになった。 大人の家族に代わって家事や介護などに追われ、子どもらしい日々を送ることができない子どもたちの存在が明るみになった。 今回読んだ本を書いた村上靖彦さんは、ヤングケアラーが「家事や介護を肩代わりしする子ども」を指すという言葉の使い方を批判している。 読んだ本村上康彦(2022)「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう"子どもたちの孤立 (朝日選書) ざっくり概要説明(誤解があったらごめんなさい)🙇 ・著者の村上靖彦さ

    • 幼児洗礼を受けたカトリック信者として「神様のいる家で育ちました」を読み、自分の経験を書いてみる

      この記事にアクセスしていただき、ありがとうございます! 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 0.はじめに 前回、私は菊池真理子さんがお書きになった「神様のいる家で育ちました」(2022年文芸春秋社)を読んだ感想を書きました。 この記事に示した感想や自己体験は、本当のことで、嘘偽りではありません。 ただ、書いている最中、そして公開した後も自分の中に石のような固い塊のようなものを抱えていたのも事実です。 それは、客観的になろうとするがあまり、自分の素性や個人的な辛い記憶

      • 読書感想文             「神様のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」

        読んだ本: 菊池真理子(2022)「神様のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」文藝春秋社 読んで一言 「それって変じゃない?」っていう感覚は大切! 宗教を持っている人も、持っていない人も必読!! 本の概要 宗教を持つ家庭で育った子どもの戸惑いや苦しみをオムニバス形式で紹介するマンガエッセイ。 いわゆる「宗教2世問題」がテーマ。 全体的に淡々とした書き方だが、所々激しい暴力や怒鳴り声を示す描写もあり、「宗教」を後ろ盾にして親が子どもを圧迫していった様子がありありと

        • 読書感想文noteを始めます

          noteをリスタートさせます!この記事に目を止めてくださった方、ありがとうございます。 みやもと薫と申します。 これまでいくつか記事を書いていたのですが、なかなか思うように書き続けることができず、思い切って記事を全部削除してリスタートすることにしました。 このnoteでは、主に私が読んだ本や観た映画などの感想文を書いていきたいと考えています。 特に私が好むのは、いわゆる「生きづらさを抱えながらも、健気に生きてく人の勇気が伝わる」作品です。 それは私自身、生きづらい人生を送

        【読書記録】「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう"子どもたちの孤立

        • 幼児洗礼を受けたカトリック信者として「神様のいる家で育ちました」を読み、自分の経験を書いてみる

        • 読書感想文             「神様のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」

        • 読書感想文noteを始めます