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夏も終わり秋が始まろうとしている社を描いた作品です

生徒さんが作品に取りかかる前に何を描くのかを
話し合う時間を設けています。
・こんなに素敵な風景を、こんなにかわいいペットを絵にしたい。
・こんなに哀しかった思いを、絵に残しておきたい。
・こんなに嬉しい事を、みんなに伝える為に絵にしたい。
それぞれの想いや感動や想像があって、モチーフは決まって来ます。
そんな想いのこもった生徒さんの作品を、
ご紹介していきたいと思います。                若林 薫


三嶋神社  F4(33.3×24.2)㎝ アクリル画  TNさん


夏も終わり秋が始まろうとしているやしろを描いた作品です。
参道と鳥居と社を真正面から
一直線にとらえた構図は
安定感と清々しさを感じさせてくれます。
参道の石畳に落ちる屋根の影は
画面の3分1程を占め、
日向との対比を創り画面に緊張感きんちょうかんを出し
安定した構図にリズムを発生させていると思います。

鳥居の両側の広葉樹は色着き始め
秋の気配も感じさせてくれます。
抜ける様な青空の下、神社の垂れ幕の紅い色が
作品全体を引き締めて居ると思います。

            アクリル画講師 若林 薫 評



きしゃこく先生に紹介されました



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