「啓蟄」鳥は野山を渡り 虫達は蠢(うごめ)き始める
3月の初め 太陽が地面を暖め
地中の虫達は 春の訪れを知る
草むらのあちこちから 顔を出し
外の空気の温みを たしかめる
次々に地表に出てくる者も居れば
思わず首をすくめて
もうしばらく眠っていようと思う
虫達も居る
春とはいえ ほほに当る風は
まだ少し冷たい
山桜は 紅に葉先を染め
いち早く山々に春を告げる
鳥は野山を渡り 虫達は蠢き始める
地中の虫達が 動き始める3月5日頃
太陽の日射しで 地中の中は春の暖かさ。
外気はまだ少し冷たいけど
じっとしていられない虫達の様子を 描いてみました。
虫の嫌いなひとにとっては
あまり気持ちのよい絵ではないかもしれませんが
早春を感じて頂けたらと思います。
描き方
木製パネルに寒冷紗をジェッソで貼り
空の部分は ジェッソのままを利用し
ザラついた様子を出す為に
地面の部分にグラスビーズを塗り広げ
マチエール(絵肌)を創り 彩色しています。
「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
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よろしくお願い致します!」
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