「テリトリー」誰もが侵（おか）してはならない領域がある

全てのものは始まりが有り終わりが来ます
そして又始まりの時が訪れます
繰り返される営みの中で私達は生きています
巡り来る季節の中で感じた事をアクリル画と立体作品で表現しています
これからも変わりゆく時代の表現者としてその時その場で感じる事を
作品に込め創作し発表し続けて行きたいと思います

テリトリー

すぐ隣となりに居る人も
仲間である人達も
ひとりひとり　想いが違い
立場も違う

 

大人と子供　男と女
人種と人種　国と国
そして　政治や経済
思想や宗教

 

そこには
誰もが侵おかしてはならない
領域りょういきがある

テリトリー　　S50号　　アクリル画

国は国民のプライバシーの保護を謳うたい 
法律で保護法を作り 
個人個人の権利を守ってくれる

その一方で マイナンバーや
スマートフォンの位置情報等により 
個人の行動や嗜好しこうと
更には 病歴 又は 資産までも知る事が出来る

この様な形で管理される社会は 好ましいとは思いません
この情報が漏もれ出て一般の人々が知る事になる事件が 
たびたび発生しているのも現状です

国と国 国と個人 個人と個人
この関係の中で侵おかしてはいけない事が 
たくさんあると思います

それぞれに領域りょういきが有り 
自国民はもとより 他国や他人に
必要以上の干渉かんしょうをしない事が
望ましいと思い この絵を描きました

描き方

木製パネルに寒冷紗をジェッソで貼り　
グラスビーズを画面全体に塗りマチエール（絵肌）を創り
人物をデフォルメし 描画彩色しています

「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
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