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青空と赤い橋脚のコントラストがとても印象的です。

一点一点思いを込め 時間を掛け 仕上げている
絵画教室の生徒さんの作品です。
たくさんの方々に紹介したい思いで講評し発表させて頂いています。
展覧会とは違い皆様からの感想等を頂き
今後の制作の大きな励みとなっていると思います。
これからも出来るだけたくさんの作品を紹介していきますので
今後共よろしくお願い申し上げます。      絵画講師 若林 薫


馬入川橋梁  F4(33.3×24.2)㎝   アクリル画   YCさん



平安時代の浮橋に始まり
明治、大正、昭和と架け替えられ1980年(昭和55年)に
第4番目の橋として現在の橋梁が竣工しました。
JR東海道線の相模川(馬入川)に架かる全長563Mの長い鉄道橋です。
第3代目の橋は 更に80M程長く
スカイツリーを横に倒した長さとほぼ同じだったようです。
 
初秋の晴れ渡る空に力強くそびえ立つ橋脚。
軌道と車輪の摩擦で生じる粉塵が風雨によって
橋脚を赤く錆びさせています。
青空と赤い橋脚のコントラストがとても印象的な作品です。

更に橋脚に映る手摺りの影も 局面をうまく利用し
面白く表現されていると思います。
青空と土手の雑草の緑 橋梁の鉄骨やコンクリートの質感も
丹念に描き込まれています。

作者はこの土手伝いの道を時々歩く事が有り
鉄道が持つ旅への誘いや憧れが入りまじり
何か不思議な気持ちになるのかも知れません。

作者は今までに何点もの鉄道に関わる作品を描いています。
その原点はおそらく幼い時長野県へ疎開するのに乗った汽車や
学生時代を終えて東京駅近くに勤務した折 通勤に使った電車
そして日本各地へ旅行した時の思い出が鉄道に重なり
懐かしく思うのかも知れません。

これからも 又旅に出掛けて思い出をたくさん作って頂きたいと思います。
その中のひとつが 絵画作品になると更に旅の思い出を
いっそう強く心に残るものにしてくれると思います。
 
 
                   絵画講師 若林 薫 評





たくさんのスキを頂きありがとうございました。感謝申し上げます。


きしゃこく先生にご紹介頂きました。ありがとうございました。

路面アート




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スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」


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