
「若草色の風」丘の上まで登ればその向こうの景色が 見えると思います
現実ではなく
心の中に思い描いたり浮かんだり
心の中に刻み込まれている風景や
心の奥底の無意識を形にしたものを
具象・抽象問わず心象絵画といいます
丘の頂に向って 吹き上げる風
若草は 左右に割れて道をつくる
その道を 少女はかけ登る
息を切らして登りつつ
今 来た道を振り返る
足跡は消され なにくわぬ顔の緑の丘
風は次々と 君達の進むべき
新しい道をつくる
若草色の風と共に
希望の丘へ かけ登れ!

春は卒業の季節です。
友と別れ新しい生活が始まります。
野焼きの後の新芽の草原を
少し冷たい春の風が 吹き抜けます。
草原を渡る風が この道を行きなさいと
言ってくれている気がします。
丘の上まで登ればその向こうの景色が
見えると思います。
大きく開けた都会の街並みなのか
それとも今までに見た事の無い
大海原なのかもしれません。
そして自分の進むべき道が
見えて来ると信じ
希望の丘を登ろうと思います。
描き方
木製パネルに寒冷紗をジェッソで貼り
ライトモデリングペーストでマチエール(絵肌)を創り
ハッチングで草原を描きました

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