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プロダクト開発未経験新卒ディレクターが奔走した10ヵ月

こんにちは。株式会社マイベストのWEBディレクターの村本です。

今年ももう12月。アドベントカレンダーの時期になりました!
今回は開発部&ディレクター陣によるアドベントカレンダー企画にのっかり、自分のnoteを更新することになりました!

2021年新卒としてマイベストに入り、社会人として2回目の年末を迎えることになりました。
現在、自分は開発部のエンジニア・デザイナーとチームを組んでpjt形式で仕事を行っていますが、実は「プロダクト開発」に携わりだしたのは今年の2月からなので、まだ約10ヵ月。

学生のころにプログラミングかじったことあるわけでもなく、本当に未経験の状態から始まって、今振り返ると本当に苦しいことばかりでした笑

今回はその10ヵ月間で経験したマイベストにおける新卒ディレクターのリアルをお届けしたいと思います!

ユーザー行動に触れまくった2か月(2022年2月~3月)

プロダクト開発に携わる前は、マーケ戦略企画・広告運用・コンテンツ制作のオペレーションづくりなどを行っていましたが、プロダクト開発は全くわからずの状態。開発部の皆さんともほぼ1回も関わったことがなかったと思います。

ひょんなことから突然、開発部のプロジェクトに数値分析や他部署確認などサポート面をすることになり、2月に進行中のプロジェクトに途中参加。これがプロダクト開発に関わったきっかけでした。

数値を通してユーザーの使いやすいサービスとは?を問い続けた

自分が参加したプロジェクトは「User Success」というもので、ABテストや仮説検証を繰り返すことでマイベストのユーザーがより良い選択体験をするために必要な機能やUIを検討することが目的。日々のテスト結果の数値集計から次の仮説を立てることが自分の仕事でした。

このプロジェクトで学んだ1番大きなことは、「簡単にユーザー行動は改善しない」ということです。

「自分はこの方が使いやすい」などの感覚的な仮説はほぼポジティブな結果にならず、ユーザー行動をよりよい方に変える、というのはとても難易度が高いことなのだと学びました。
逆に、テストの数値をしっかり分析しその数値が何を指しているのかを考えてだした仮説は納得感が高く、施策の精度もよかったことを覚えています。

数値を通してユーザーと向き合い続けたのが2022年2月~2022年3月の2か月間でした。

アジャイル開発に悩まされた3か月(2022年4月~6月)

これまではプロジェクトに途中から参加したこともあり、部分的なサポート的な立ち位置でしたが、2022年4月からはメインでプロジェクトのディレクター業務を行うことに。マイベストではディレクターがプロジェクトリードの業務を兼ね備えることが多いので、目標設計・プランニング・関係者調整など、一気にやることの幅が膨らみました。

しかもこのとき、組織編制なども相まって、なぜか未経験の自分が3つのプロジェクトを並行して携わることになりました

アジャイル開発やプロジェクト進行・・・何をどうすればいいかわからん!!!

とんでもない忙しさに追われていたことは火を見るよりも明らかですが、個人的に1番壁に感じたのは「アジャイル開発」です。

「アジャイル開発」とは不確定な開発を効率よく進めるための開発手法、のはずですが、当時の自分からしたらわからないことだらけで、スプリントって何??ストリートポイントって何??など、日々わからないことに悶々としていました。

ギリギリでなんとか乗り越えた

Progateをやったり、アジャイルに関する本を読んだりしつつ、日々の業務を通して開発ディレクションに必要な知識を少しずつつけ、なんとか毎日進み続けました。

期間内のリリースを置いていた機能も、なんとか期日までにリリースすることができ、本当にほっとしたのを覚えています。
(たしか6月の最終営業日に機能をリリースしたのですが、その日は定時後すぐに開発部のお疲れ様会があったため、移動のバスの中で全社に向けて機能のリリースを周知するSlackを送りました笑)

各方面からのチケットの優先度判断に悩まされた3か月(2022年7月~9月)

これまで開発関連では、社内メンバーはmybestに必要な機能を実装することに対して目標を持ち走る、業務委託のメンバーはプロジェクト外のチケット(コンテンツ制作のオペレーション改善のための機能や細かいSEO施策など)を実装する、という棲み分けで動いていました。

しかし、2022年7月からは社内は「売上」という数値を主軸に必要な機能改善を行っていく方針に変化。その影響で業務委託メンバーもプロジェクトの一員として動いていくことになりました。

つまり、各方面からの実装要望を「売上」という軸で優先度判断していくことがディレクターに求められ始めたわけです。

必ず売上に効いてくる施策は少ない。それ以外をどう判断するか

「売上の軸で判断する」といっても実際のところ、確実に効いてくる施策は少なく、確度がよくわからなかったり、間接的だったりするため優先度判断が非常に難しいです。

ここに関しては、この期間で正解が見つかったわけではなく、今でも悩まされ続けています、、、

施策のプランニングに悩まされている今(2022年10月~)

現状追っている目標も、売上という大きな軸がありその中で何をやっていくかは自由、という状態であり、各方面の実装依頼含めて集約して優先度判断を行うチームで動いています。
また、今までは3か月スパンで動いていた開発のプロジェクトですが、今回から半年間(~2023年3月)で動いており、その点もプロジェクトの進め方に大きな変化がありました。

現状最も課題感があるのは「施策のプランニング」です。「とにかく施策をだせ!」となっても、グロース施策を行ってきた経験や知識がほぼない中でどのように進めていくべきか、マジで悩んでいます。

ただ悩んでいてもしょうがないので、全社向けに施策案を募ったり、他社サービスのグロース施策事例をかたっぱしから上げてみたり、様々なアプローチを試して正解を探しているのが現状。

このnoteをご覧いただいている方で、過去同じような経験をされている方がいらっしゃれば、ぜひコメントいただけると嬉しいです!

最後に

今振り返ってみると自分でも目まぐるしい10ヵ月だったなと思います。

新卒でWEBディレクター業務に興味のある方に届き、少しでもWEBディレクターの働き方が伝われば嬉しいなと思いました!
マイベストでの働き方に興味を持っていただけたら、是非以下もみてみてくださいね。
株式会社マイベスト コーポレートサイト

また、もろも絶賛悩み中なので、プロジェクト進行において「こんな進め方がいいよ」などFBありましたらコメントにてぜひぜひよろしくお願いします!!!!

明日は同期のエンジニアの井上周君の投稿!
彼はひとりで今月25投稿チャレンジしているのでこちらもチェックしてみてくださいね(すごすぎ)

また、人事部主催のアドベントカレンダーでは「世の数ある企業の中からマイベストをなぜ選択したのか」をテーマに開発部にかかわらず日替わりでお届けしていますので、併せてチェックしてみてください!


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