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2023年の干支「癸卯(みずのと・う)」から1年のスタートを考える

明けましておめでとうございます。

十干と十二支

今年の干支は
十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)
  と
十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)
を組み合わせた「癸卯(みずのと・う)」です。

十干の「癸」にはあまりなじみがないと思われますが、
十干と十二支の組み合わせで干支の意味を考えることが大切だそうです。

思想家の安岡正篤先生によりますと、
十干の「癸」は
「揆(はかる)=物事の筋道を立てる
という意味を表しており、
さらに、十干の最後ということから、
1つの成長段階が収まり、次の段階へ移行していく
という意味であるとのことです。

「卯」は、「茂る」という意味、つまり、
良いことも悪いことも、繁栄しやすい状態であり、
悪いことが紛糾すると動きがとれなくなってしまうこと
を表しているようです。

では、その十干「癸」と十二支「卯」を組み合わせて考えると

「去年までの物事に区切りがつき、筋道を立てて努力していけば成長や繫栄 
 をしていきますが、やみくもに突き進むと大きな混乱を招く」

という意味が「癸卯」を表す1年だそうです。

「癸卯」と新年の抱負

そこで昨年の私自身を振り返ると、
2022年3月末に教員を退職し、
noteやYouTubeを活用して
中学校で教えていた数学の指導法や勉強法などを発信し、
より多くの人の役に立てることができないかと
試行錯誤を繰り返す毎日を送っていました。

また他にも、
学校の先生方に
エビデンスベースの考え方による指導法を提案する講義をしたり、
近所の中学生の家庭教師をしたりして
自分のできることの生かし方を模索していました。

自分の中では、
退職することも
新しいことにチャレンジすることも
筋道を立てて決断し、行動しているつもりですが、
どうなんでしょうかね?

2023年という1年で私の活動が繁栄してどんどん発展し、
私の目標通り、多くの方に良い影響を与えることができるようになるのか、それとも自分や周りに混乱を招いて、
にっちもさっちもいかない状態になるのか、
まったくわかりません。

不安があるのは否めませんが、
2023年の干支である「癸卯(みずのと・う)」の別の読み方
「癸卯(キボウ)」から、
今年1年を「希望」の1年であると前向きにとらえ、
十干と十二支の意味をかみしめながら、
日々努力して、邁進していきたいと思います。


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