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『情熱大陸 ホテルコンシェルジュ ・ 田中英司』の回を見て


昨日5月7日放送の『情熱大陸』。


とりあげられたのは京都は「ROKU KYOTO,LXR Hotels & Resorts」にてヘッドコンシェルジュを務めておられる田中英司さん。

なお、14日までこちらで無料で見られるそうです。


番組中にゲストのご夫婦が結婚記念日と聞いて、二人が夕食中にサプライズでベッドを飾る、というシーンがありまして。
見終わった後にTwitterで感想見てたら、「不在の時に部屋に入るなんてイヤ」て声がいくつかあったので、その昔ホテル勤務していた人間としてこれは説明せねばならんと。


日本のホテルではまだまだ数は少ないですが、一般的にある程度以上の格のホテルには「ターンダウン」なるサービスがあるんですね。
これは日本の旅館でいうと、大浴場入ってる時とか別場所でご飯食べてる間に仲居さんがお布団ひいてくれたり、使った湯呑み洗ってポットのお湯を入れ替えたりしてくれる、あれと同様です。
基本的にはゲストが不在の間にしますが、部屋を出ないゲストもいるので、そういう時には在室でもやります(勿論ちゃんとノックして「ターンダウンやってもいいか確認」をとります)。

何をするかはホテルによって異なりますが、ベッドスプレッドやベッドスローを片付けたり、ぴっっちりベッドの周囲に折り込んである布団を外したり、枕元にチョコとかのちょっとしたお菓子おいたり、アイスペールに氷入れたり、ゴミ箱空けたり、アメニティやリネンの補充したり、つまりは「ゲストが夜をゆったりすごす為の準備」をします。


これは勿論、イヤなら断れます。チェックインの時に「ターンダウン要らない」と言えばOK。
もし言い忘れたとか、そもそもターンダウンやってるか判らないのに聞きづらい、という時には必殺のこれ、部屋の外側のドアノブに「Don't Disturb(またはDo not disturb)」札をかけておく。自分が在室・不在室はどっちでもいいです。

これさえ掛けておけば、従業員はゲスト滞在中に部屋に勝手に入ることは決してありません。
まあチェックアウト時間を過ぎても出てこなくて、電話にも出ない、なんて時は部屋の中でぶっ倒れておられるかもしれないので入りますが。
なので「このホテル行くといない間に勝手に部屋に入られるの? そんなのヤだ!」なんてご心配はご無用です。安心してホテルタイムをお楽しみあれ!
 
 

……イヤしかしそれにしてもゴージャス、ROKU KYOTO。
泊まるのはムリでもレストランくらいなら、とサイト見たらむちゃ美味しそうなかき氷があって、おお、と思ったら抹茶味3,795円、マンゴー味は4,048円であった。た っっっっ か……!!
スコーンお持ち帰りくらいなら、と思ったら3個で2,160円。おお……。
でも「梅酒&カカオニブ」「白味噌」てすごい魅惑のフレーバー。自作できんかな……。
(トップ画像は黒木あやさんの写真を使わせていただいております。多謝)
 
 


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