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庭のカマキリを見守った秋の始まり

https://note.com/kaoru88/n/n6cdca24b6e7f
前回から毎日毎日、2か月間、庭のカマキリと会っている。
飼っているのではなく、住み着いている。庭の紫蘇の中で逆さになって獲物を狙っている。
基本は自然の成り行きに任せるつもりだけど。
おせっかいをして餌をやった。
一生懸命食べていた。

[おはようカマちゃん]

毎日会うのが楽しみになった。

できれば、ここでお相手を見つけて卵を産んで欲しいな。

その後お亡くなりになったら庭に埋めてやろう。と、思っていた。

だんだん気温が下がってきたある朝、お相手が2匹現れた。


10月7日カマキリが居なくなった。

卵をを探したが、無い。死骸も無い。

次の日も、次の日も居ない。
寂しい。

調べたら、もしも寒さでお亡くなりになったとしても秋にそうなるのは自然なことだから仕方ないんだけど。

気温が21度、秋雨が一週間降った。

10月半ば、朝晩は寒く、昼間は秋晴れだけど、日差しが強く、人間だけど変温動物の私は、頭に熱が伝わってクラクラした。


10月15日 紫蘇の上に一匹のカマキリが居た。

思わず[カーマちゃーん!]と声が出た。嬉しいー!


また毎朝会えるようになった。

ご結婚されたかどうかは分からないし相手も見かけない。

庭の手入れをしていたらまた餌を見つけたので、カマキリに近づけた。

カマでガッツリ挟んだ。

一口食べて止めてしまった。

[えっ、、コレあんまり好きじゃない?]

ショックを受けつつ、また毎日見守っている。
こいつの周辺の、草や紫蘇は残しておこう。




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