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ゲーミフィケーションの世界

こんにちは。まえだかおるです。
今回は、現在私が関心を向けているゲーミフィケーションについてお話ししようと思います。

【はじめに】

自己紹介の記事でもお話したように、私の人生のテーマは「好きなことで生きていく」です。全てのことを楽しく行えたら、それ以上のことはないと考えています。そんな私にとって、理想実現の手段として、ゲーミフィケーションについて勉強し始めました。

2010年以降、ゲームの要素をビジネスや教育に取り入れることが増え、それが"ゲーミフィケーション"と呼ばれるようになりました。

【ゲーミフィケーションの定義】

ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素やデザインをビジネスや教育、社会活動などに取り入れ、参加者のモチベーションやエンゲージメント(関係性)を高め、目的を達成する手法のことです。
つまり、人々がゲームのような体験を通じて、楽しみながら成果を出すことができます。

日本ゲーミフィケーション協会という団体があり、そこでは
"ゲーミフィケーションの6つの要素"というものを提言されています。
それは、
1.能動的な参加(自ら選び進むこと)
2.称賛を演出(達成を認められること)
3.即時のフィードバック設計(即座に反応があること)
4 .独自性の歓迎(解法が複数あること)
5.成長の可視化(成長を実感できること)
6.達成可能な目標設定(頑張れば達成できること)
です。これらをうまく利用することで、ゲーミフィケーションを達成することができます。

【ゲーミフィケーションのメリット・デメリット】

ゲーミフィケーションのメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • モチベーションの向上
    ゲームのような楽しい体験を通じて、参加者のモチベーションやエンゲージメントを高めることができます。

  • ユーザーエクスペリエンスの向上
    ゲーム的な要素を取り入れることで、参加者がサービスや製品に対してより好感を持ち、良い評価をする可能性があります。

  • 目標達成の促進
    ゲーミフィケーションは、目標達成のためのモチベーションを増加させることができます。

一方、ゲーミフィケーションのデメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

  • ユーザーへの負担
    ゲーム的な要素が過剰に強調されると、参加者にとって負担になる場合があります。

  • 目的が曖昧になる
    ゲーミフィケーションを導入する際、目的が明確でなければ、参加者は混乱する可能性があります。

他にもありますが、この辺りは考慮する必要があると思います。
この中でも私はモチベーションの増加に期待しています。人間、やらされていること、やる意味がわらないことにはストレスを感じやすいと思うので、自発的に目的を持って動くことができるようにゲーミフィケーションを利用するといいと思います。

【ゲーミフィケーションの活用】

すでに広く認知されているゲーミフィケーションもあります。
ポイントカードやスタンプカードは、多くの販売店、美容院、駅や飲食店などで利用されており、ゲーミフィケーション6要素的にとても良いサービスであると言えます。

以下には、私が将来開業するクラフトビールのお店で利用できるかどうか考えているものを少し挙げます。

  1. スキルツリー
    ご存知ない方が多いかも知れません(こちらのサイトを見てみてください)。何かの報酬で得たポイントを行き先がいくつもある枝状のスキルマスに使用してマスを解放していくという自己強化要素です。一番枝先の方になればなるほど強力な報酬やスキルが得られるものですが、マスは一本道なので、一番効率が良いように方向を決める必要もあります。
    限られたポイントで進む方向を自分で選択(能動参加・独自性)していき、次回以降の利用ではもっと楽しく利用できる(称賛・即時返答)。マスがどんどん埋まっていく(可視化・達成可能)楽しさがあります。
    これはお客様用(レアビールが飲めるようになる、少し安くなる)にも、スタッフ用(時給が上がる、権力が大きくなる)にも作成できると考えています。

  2. チップ
    ご来店時にお客さんに1人1枚のチップメダルを渡します。その価値は100円で、退店までに使用する必要があります。使用先は、お店の向上またはスタッフなどにします。
    お客様目線では、お店の発展に参加している実感が湧き(能動性・独自性)、良い接客をしてくれたスタッフに直接的な報酬を与えることができます(可視化・即時返答)。スタッフからすれば、チップをもらうために良い接客を心がけます。

  3. 教育マニュアル
    スタッフの育成にも、応用できると考えています。働く上で、納得すること、透明性はかなり重要だと思います。マニュアルには、"してほしい行動"を列挙します。これらがこれくらいできる人はこの時給、この肩書き。などです。覚えるべきこととできていないことが可視化できると、成長も早いと思います。

以上は1人でうっすら考えている程度のものなので、問題点はいくらでも出せますが、改善して良い仕組みにできるよう進んでいきます。

【まとめ】

ゲーミフィケーションの定義や利点・デメリット、活用例を紹介しました。

ゲーミフィケーションをうまく活用できれば、最高に楽しい人生が始まると思います。


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