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PMP資格 社会人歴4年目の最短取得
3年の実務経験を必要とするPMP(Project Management Professional)試験を社会人4年目で1発合格したので、資格の情報や学習方法を共有します。
PMP資格とは
PMP(Project Management Professional)はPMIという国際的なプロジェクトマネジメントに関連する組織の国際資格です。日本ではまだ知名度は高くないですが、IPAが実施するプロジェクトマネージャ試験と肩を並べるプロジェクトマネジメントの能力を証明する資格です。
私は新卒の頃からPMを目指し、意識的に書籍で学習していました。しかし、プロジェクトに関する学習だけでなく、PMPの受験資格に実務経験が必要でした。
受験資格
PMP試験の受験には、以下の2つの条件を満たす必要があります。
35時間のプロジェクトマネジメント研修の受講
プロジェクトマネジメントの実務経験
35時間のプロジェクトマネジメント研修の受講
35時間の研修は、PMIが定める公式の研修に参加する必要があります。この研修はリアル研修でもオンライン研修でも構いません。リアル講座の受講費用は高額なので、私はUdemyの講座を受講しました。
https://www.udemy.com/course/pmp-pmbok6-35-pdus/
2.プロジェクトマネジメントの実務経験
プロジェクトマネジメントの実務経験として必要な期間は、大学卒以上の場合36ヶ月間(3年間)です。
プロジェクトの期間はプロジェクトに取り組んだ期間としており、複数プロジェクトに入って場合でも重複して期間を計上出来ません。
また、実務経験はプロジェクトマネージャーの経験ではなく、社内外のプロジェクトにおいてメンバーとしてプロジェクト運用した経験を指します。
私はクライアントへのデリバリー経験や内部の提案資料の作成等を含め36ヶ月間経験を積み、PMPの受験資格を得ました。
PMP資格の学習方法
筆者のスペック
新卒でITオペレーション企業に入社して、その後コンサルティングファームに転職した社会人4年〜6年目の駆け出しです。
ITオペレーション時代にプロジェクトリーダー経験を持ち、要件定義から保守運用までアジャイルとウォーターフォールを組み合わせたハイブリッドプロジェクトを経験しました。
新卒からプロジェクトマネジメントを意識して、アジャイルマニュフェストなどを眺めておりました。
PMP試験問題
PMPの試験時間は230分あり、問題数は180問です。60問ごとにセクションが分かれており、セクション間で10分間の休憩を取ることができます。
問題は原則四択問題(一部異なる問題形式)であり、プロジェクトマネジメントの用語ではなく、問題文に記載されているシチュエーションに対してプロジェクトマネジャーとして求められる行動を解答する形式です。
そのため、PMPを取得するためにはPMIが提唱するPMIイズムを理解する必要があります。
また、PMIが発行するプロジェクトマネジメントの知識を体系的に記載したPMBOOKを読み、プロジェクトの仕組みを理解すべきです。
勉強方法
PMIイズム・PMBOOKを理解することは重要ですが、これらを読み進めるのは時間が掛かります。
資格取得までの学習の流れを記載します。
プロジェクトマネジメント講習を受講する(ここではプロジェクトの概要を把握できれば良い)
書籍を一巡する
PMP想定問題集を解く
理解できない箇所をPMBOOKなどで確認する
その他(YoutubeやUdemyの学習動画)
特に重要だったのはPMP想定問題集を解くことです。
巷には有料・無料の想定問題集が転がっています。有名なのは、プチまなのPMP試験対策・合格編です。
私は、日本プロジェクトソリューションズ株式会社が提供する想定問題集を活用しました。(約16,000円ほど)
最後に
プロジェクトマネジメントに求められる要件やPMP試験の問題形式は日々更新されます。
PMIが公表する情報に従って、PMP取得を目指して下さい。
これから勉強してみようと思う人、今勉強している人皆さんのお役に立てれば幸いです。
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