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るろうに剣心最終章舞台挨拶回にて

はじめまして、かおると申します。

こちらのお写真は、るろうに剣心の大友啓史監督が

御礼行脚と称して大阪へ舞台挨拶にいらした際の

記念のお写真です。

まさか、同じフレームにイン出来るとは夢にも思わず

天にも昇る気持ちでした。

映画の公式Twitterでも四箇所の劇場でのお写真が

掲載されておりました。

予め、写っては困る方はお顔隠してくださいねと

司会者さんのご説明があったので

困る方以外は全力笑顔で写っているはずです♪

目立ちたがり屋過ぎてドン引きされる事が日常の私は

運良くセンターに座れていたので、

マスクをしていてもピンクのワンピースで

すぐに家族にも見つけられて冷ややかに笑われました♪

大友監督は、テレビやYouTubeで見るまんまで

とっても気さくでハツラツとしていて

なのにサラッと心にズンっと響く言葉を

どかーん!と置いて帰られました。

beginningの回の舞台挨拶でのお話では、

のっけから『念』というものについて

触れておられました。

清里殿が剣心の頬につけた刀疵も然り、

巴が剣心の頬に刀を添わせたことも然り、

物語の主要人物も周りの人物たちも、

慈しみ、悲しみ、苦しみ、痛み、喜び、怒り、

有りとあらゆる念が渦巻きながら

スクリーンいっばいに迫ってくる為

観ている此方の心をこれでもかと掻き乱していきます。

見た目だけなら美しい、可愛らしい、清らか、

そんな言葉でしか表せないような

あの有村架純さんが劇中で含ませる『念』は

間違いなく雪代巴を見事なまでに実在の人物に仕上げて

佐藤健さんの目の前で激しく動揺させたことでしょう。

私はいつも思うのです。

演じることはエネルギーが二人分必要なのでは?と。

自分自身を生きて、生きながらも

別の人間の感情を味わうなんてことは

選ばれた人にしか出来得ないのではないかと。

だからこそ、役抜きという空白の時間を設けて

リセットする事こそが

役者さんのいちばんのお仕事かもしれませんね。

そんなことをつらつら考えながら帰路についたのでした。


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