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自分の痛みは自分の心だけが知るもの


こんばんは。
今日は自分の心の中に感じる「痛み」や「苦しさ」を受け入れる前に、否定してしまいがちな人へ書いてみます。


貴方は、自分の痛みを正直に感じることができる人ですか?

こういった聞き方、あまりしないかもですね。
もっと違う、聞きなれた表現で質問すると、
貴方は、自分の負の感情にちゃんと向き合っていますか?
という問いになるかな、と思います。

内省や反省をしがちな人は、自分の感情のざわつきに対しても、その気持ちを受容する前に、心の中で感じていい感情なのかどうか「審査」しがちな人が多いような気がしています。


こう感じる私は正しいのだろうか?
私の甘えではないかな?
私が大袈裟に捉えすぎているんじゃないだろうか?

など。

(もちろん、全員という訳ではないですが、特に自分を責めてしまいがちな人、自分に厳しい人などは)

痛みを受け止める前に自問自答して「この想いは感じてはいけない感情かも」などと思い、心の中に沸き起こった感情を「要らない感情」として消去してしまいがちだなと、思うんです。

でも、ちょっと考えてほしいのは、
他の人がなんと言おうと、貴方が心の中に痛みを感じているなら、それは紛れもなく「貴方の痛み」ではないですか?


本当は、「貴方の想いに誰かの許可や、確認は要らない」と思うのです。

正しいとか正しくないか、ではなく、 貴方が、「嫌だ・辛い・悲しい」と感じたら 、それが全て。

そうでしょう?

だって、どうしようもなく、辛かったり、寂しかったり、苦しかったり、そう感じているのは、「貴方自身」なんだから。

誰も、貴方のその痛みを量ることはできません。
「軽い」とか「重い」とか気持ちの強さを決めれるものでもない。
痛みに「標準」とか「基準」とか、存在しないと思います。

貴方が今、心の中に苦しみを抱え、辛くてたまらない想いでいっぱいになっている。

それが全て。


心が苦しくてたまらない時
正解を求めなくて大丈夫。


私って偏ってるのかな?
私が傷つき過ぎるんだろうか?

そんなことは自分の痛みを受け入れて、復活してから、いくらでも思えばいいこと。

心が元気になった状態で、自分を見つめればいいこと。


まずは悲しいと感じている 辛くてたまらないと感じている自分の想いを受け入れてみてください。

ちゃんと寄り添ってみましょう。


自分自身を応援していく時、自分の負の感情も否定せず受け入れてみることが、やっぱり、とても大切だなぁと思います。


貴方の心の痛みは、貴方の心だけが知るもの。
他の人の物差しでは図ることのできないものです。

このことも、知っておきましょう。



今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

関東もやっと梅雨入りしましたね。
お天気の悪さに負けず、笑顔で過ごしていけたらいいなと思います。

今日も一日、お疲れ様でした。



私は神奈川県の心療内科クリニックでカウンセラーをしながら、自身でもカウンセリングルーム EmotionalSupport を運営しています。
カウンセリングのメニューやご予約、私については、こちらから。


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