見出し画像

期待し過ぎないことも大切なこと

こんばんは。
今日は「期待」について。

まだ若く未熟な頃は、「期待する」ってことについて、ネガティブな意味など何もないと思っていました。
今でもこの言葉に(もちろん)良い意味もいっぱい感じていて、時々、「自分に期待してみましょう」なんて言葉も書いたり、実際にカウンセリング中に話したりもします。

でも、やっぱり、何でもバランスって必要で、この「バランス力」が生きやすさに関係しているなと最近思ったりもする程なんですが、「期待」という言葉にはちょっと魔力みたいな「目に見えない希望」みたいなモノが含まれていて、良くも悪くも期待していたこと・ひと・ものが自分の思い通りでないと分かると、「裏切られる」そんな気持ちになったりもするものだと思うんですよね。

「期待」って、キラキラした言葉で、強い願望や希望などが含まれているPowerWord だなぁと最近思ったりしています。

この言葉自体は良い意味のイメージが強いと思うのですが、自分の心の安定のために「期待しすぎない」ということも最近取り入れたいなと思う、考え方の一つになりました。


相手に期待し過ぎない。
仕事に期待し過ぎない。
物事が好転していくことに期待し過ぎない。
そして、自分に期待し過ぎない。

こと・人・そして自分の人生の色々な出来事に感情が揺れ動くことは誰でもあることだけど、その想いに振り回され過ぎず、あるがまま、ただたんたんと自分の決めたことを積み重ねていくと、なるようになるし、残る人が残る。

その結果に一喜一憂せず、「あぁ、こうなったか」と、静かに想う。
そんな人であることも、自分のメンタルを一定の温度で保ちたいと思う人には、良いことかもしれません。

私は感動しやすく悲観しやすく、気持ちが揺れ動きやすいタイプで、若い頃はそんな自分が好きでもあったのですが、今はちょっと違う自分を目指しています。良い事があった時、「ふふ」と笑うくらいで、感情のバロメーターをそんなに上げ下げしない生き方も素敵だなと思うようになりました。(まだまだ出来ていませんww)

色々なことに期待して、心を躍らす。
一つ一つに一喜一憂し、ちゃんと悲しんでちゃんと喜ぶ。
そんな時代もあっていいし、素敵だとも思います。

だけど、期待と違った時に落胆し、自分の全てを投げ捨ててしまう程、落ち込んだり悲しんだりしてしまうことは「1番避けたいこと」だと思います。


人生には色々なステージがあって、色々な課題や試練がある。
一つ一つに落胆し過ぎず、ただたんたんと今やることを積み重ねていく。

上手くいかないこと。
結構多いものです。

そんな簡単じゃない、ってこと、挑戦すればする程、沢山出くわすと思います。

だからやっぱり、一つ一つに落胆し過ぎず、ただ、今やることを積み重ねていく。
これ、大事なことだなって思うんですよね。


期待し過ぎると、悲しくなり過ぎてしまう。
落胆し過ぎたり、絶望し過ぎたりしてしまう。


叶わなかったことに、思い悩んで気持ちが沈み次に進めなくなるのは、心のどこかで、それが叶うことを「期待」していたからです。

出来なかったことは「しゃーないなぁ」くらいに思えて、ただ、今の自分で今の状況を見つめながら生きていく。
そんな思考も、持っておきたいものですね。


何かが叶わなかったとき。
そんなときも人生にはいっぱいあるからさ。
落胆し過ぎず、次に進む「勇気」も忘れないでおきましょう。

そんなことも大切なことだと、最近思ったりしています。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

さて。
土曜日の夜が更けていきますね。
今週は、良い一週間でしたか?

これからの時間も良い時間をお過ごしください。


私は神奈川県の心療内科クリニックでカウンセラーをしながら、自身でもカウンセリングルーム EmotionalSupport を運営しています。
カウンセリングのメニューやご予約、私については、こちらから。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?