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【ハフポスト掲載記事】なかのかおり

30
ハフポストに掲載したルポ30本です。
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#復興

東日本大震災から7年、福島市の老舗旅館を廃業から救ったのは「復興の柱」だった。

東日本大震災から7年、福島市の老舗旅館を廃業から救ったのは「復興の柱」だった。

創業120年を超える福島市・飯坂温泉の旅館「なかむらや」は、東日本大震災で打撃を受け、一時は廃業の危機にあった。女将さんの情熱に動かされ、地元の文化財に詳しい大工と建築家の努力でよみがえった。あの日から7年。改めて女将さんを訪ね、今の思いを聞いた。震災を忘れない日はないが、心を尽くしてお客さんを迎えている。(2018年03月04日、ハフポスト)

火災や戦争をくぐり抜けた老舗

今年2月のある日。

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地元の農産物を手に、福島ユナイテッドの選手はピッチに立つ。東日本大震災から7年

地元の農産物を手に、福島ユナイテッドの選手はピッチに立つ。東日本大震災から7年

東日本大震災から7年目を迎えた3月11日、サッカーJ3の「福島ユナイテッドFC(フットボールクラブ)」が開幕戦に臨む。試合会場では、地元の農産物を販売する。

福島ユナイテッドは、福島市・飯坂温泉に事務所を構え、旅館から朝食の提供を受けるなど支援されてきた。そうした地元への恩返しに、親子サッカー教室や、名産品のフードパークなど様々な企画も行われる。

FC運営会社の社長・鈴木勇人さん(45)に、震

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石巻こども新聞、震災7年を経て再出発。「防災意識や地域愛をはぐぐむ場にする」

石巻こども新聞、震災7年を経て再出発。「防災意識や地域愛をはぐぐむ場にする」

宮城県石巻市で東日本大震災後に始まった「石巻日日こども新聞」。今年3月11日に25号を発行した。

一面の記事は、震災時に熊本の防災ヘリに助けられたこども記者が、同じくヘリで搬送され出産した女性に取材した希望ある物語。

こども新聞を創設した太田倫子さんは、震災を伝え、子どもたちの居場所を続けるため新たなスタートを切った。(2018年03月26日、ハフポスト)

〇キャリア転々、故郷に戻ったら震災

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