OzoneとNeutron
はい!こんちわ!かおりPです!
今回は私がDTMで使ってるプラグインのご紹介です。
こういう話題普段あんましないけど、たまにはね。
普段は有料プラグインなんてほとんど使わないのですが、唯一必ずと言っていいほど使っているプラグインがあります。
それがiZotope社のOzoneです!!
超有名なAIマスタリングプラグインですね。
(とか言っときながら私はYouTubeでお勉強してるときに知りました…)
マスタリングなんて音が大きくなればいいんでしょ?くらいで制作してきた私にとって、まさに革新的なツールでした。
とにかく全体のバランスがなんとなく良くなって、ハリとツヤが出る!!聴ける音圧になる!!
もはや私の制作には必須です。とりあえずマスターに挿しとけ!みたいな。
これに私はAudiolensというプラグインも併せて使って、巷の曲のEQバランスをサンプリングしてOzoneに読み込ませています。
どんな曲をサンプリングしてるかはヒミツ!ですが、なるべく名曲だったり流行している現代的な曲を参考にするようにしています。
寄らば名曲の影!
はっきり言って、あんまりマスタリングを突き詰めたりなんていう興味はないので、これぐらい手軽でサクッとやってくれるのはすごくありがたいですね。
私が使ってるのは10のElements版なんですが、これでも十分すぎる機能じゃないかと。もっといろいろできるAdvanced版を推す声が多いですけどね。私としてはむしろいじる余地が少ない方が迷わなくてありがたいです。
そして来たるブラックフライデー。
ずっと欲しいと思っていたプラグインがあって、やっと安くなってたので購入に踏み切りました。
それがNeutron4です!!
入門版じゃなく、ガチ版のやつにしました。2万ちょい。
こちらは同じくiZotope社のAIミックス・アシスタントプラグインですね。
トラックの最後に挿せばあら不思議。こんな音よくないですか〜??ってAIが勝手にいい感じの音を作ってくれる。
中を見たけどEQやらコンプやらいろいろかかってる感じ。エキサイターがおいしいのかな。コンプはちょい強いからミックス下げ気味で調整してます。
それとは別に、私が注目したのはアンマスク(被ってる帯域を教えてくれる)とビジュアルミキサー(だっけ?)ってやつ。AIに曲を聴かせたらいい感じの音量バランスにしてくれるので、そこから好みで微調整していけばいい。
とにかくミックスを視覚的にしたい!!という方にはとてもオススメです。バリやりやすいです。
終わったらOzoneでドカーン!!って感じで(語彙
こんなノリで2ndアルバム『羽の意味さえ』のリミックスを進めてます。
これもやるかどうか相当迷いました。
結局結論としては、当時のがむしゃら感を残しつつ、サブスクに適した音圧にすることを目標にしました。ちょっとだけ現代的にリメイク。
でも今んとこ結構カッコよくなりましたよー
旧版買ってくれた人には申し訳ないけど、ここは敢えて前を向くことにしました。
もう聴いたって人も、まだ聴いてないって人も、楽しみにしといてください。
さて。
今回のリメイクはほとんどAIだけを使って作業を進めています。あとは薄くOTTかけてるくらい。
最近ではAI絵師なんかも現れたり、質問したらいろいろ答えてくれたりで便利ですよね。
私としては、全てAIに丸投げではなく、意見として取り入れる・共作するくらいの付き合い方が一番いいんじゃないかなと思っています。
どうしても家で一人で作業していると、指針というか基準というか、そういうのに迷いがあってブレてくるんです。
そんなときに、アドバイスというか横槍でもいい。そういう人(AI)をそばに置いておいた方が自分がプロデューサーである状態を維持できる。
特に自分があまりこだわりがない分野。
はっきり言って、そこではAIにかなわないです。かなわないというか、まずはOzoneやNeutronの意見を聞いてみて、それを「いや〜私はこう思うなぁ」みたいな感じで軌道修正していった方が早いんですよね。
あとは"LOUDNESS PENALTY"に読み込ませて、Spotifyで巷の曲を流して聴き比べながら調整していきます。
これはAIとは違うかもですが、サブスクにアップした時の聴こえ方をあらかじめシミュレートできる便利なwebサービスです。プラグイン版買っちゃおうかなと思ったくらい。マスターの最後段に挿しとけばいちいち書き出さなくて済むし。
こんな感じで音入れ終わった後の仕上げをしてます。
DTM歴3年目の私なりに、ミニマルで楽チンなやり方を日々模索しています。
プロの人とかもっとこだわるんだろうけどね。
あくまでも私は音圧ドカン!で「おおっ!」と思わせるのが目的じゃないし、人間の生演奏にいかに近づけるかが目的じゃないんです。むしろそんなデコレーション合戦に興味ない。
音が大きければ大きいほどいい作品!と曲解する層が厚いのは明白だし(失礼!)、そういう層がたまたま私の曲にたどり着くかもしれない。
そこでマイナスの先入観を持たれたくない。
少なくとも「なんか味があるよね」という感想ぐらいは持ってもらえるようにしないと。
生意気で傲慢かもしれませんが、根底にあるのは音楽では絶対に媚びたくないということ。
仕事で偉い人に下げる頭はあっても、音楽ってよくわからないなって人には頭を下げない。それで潜在ファンを失うことになっても構わない。どうせ長続きしないし、私にはついてこれない。
作り手である私にできること。
それは自分の頭の中をよりクリアにして伝えること。ただそれだけ。
それを作業ゲーとしてやってるだけ。
もう一度言います。
ミックス・マスタリングには全然興味ありません。
こんなの良曲の要素じゃないと思っています。
仕方ないからAIの力を借りて、手っ取り早く現代の感性に合わせていきます。
かおりP
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