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お肉とヘッドホンにはお金をかけなさい!

今回はこんなタイトルにしてみました。
〇〇しなさい!なんて自己啓発本みたいなノリ、ちょっとやってみたかったんですよね(笑)。

さて、みなさんは普段はどんな環境で音楽を聴いていますか?

ワイヤレスイヤホンで…
カーステレオで…
スマホのスピーカーで…
たくさんの環境があると思います。

でも、やっぱりですね…
音楽をやっている身なら、できるだけいい音で音楽を聴きたくないですか?!

今回はそんな『音楽を聴く環境』についてのお話です。レッツゴー!!


いい音を知ること

いい音知ることはとても大事です。

いい音を出したり、いい音を作ったりするのってとても難しいと思います。でも、いい音を知るのってそれらに比べたらすごく簡単なんです。

いい音なんて人それぞれだし、ぶっちゃけ曲が聴ければ(動画が観れれば)それでいいんだけど?!って人も中にはいるでしょう。

単刀直入に言っちゃいますと、音楽を作る側の人間なら、聴く側よりもいい環境で音を聴きながら作りましょうよってことです。

これは持論ですが、自分の作品は自己評価より何段階か感動がスポイルされて他人に届いてると思っています。

例えば……
自分では「究極の一曲ができた!」と思ってるけど、他人からは「よかったよ!」くらいの感想だったり。
「これは〇〇さんの究極の一曲だ!」なんて思ってくれないわけなんです。
(私はこの現象を我が子補正と名付けています。やっぱり我が子が一番かわいい。)

音もそうで、自分が自分の曲を何回も繰り返し聴いて煮詰めに煮詰めた状態でも、それを安物の片耳イヤホンとかで追い込んでると他人が聴いたとき少なくとも「うわっ!めっちゃいい音!」とはならないんですよね。自分が今聴いている音よりもいい音で届くことはないと断言します。

しかもこれ、お金でわりと簡単に解決しちゃうんです。
楽器やってる人からするとあるあるなんですが、高い楽器がいい音とは限らないんです。エフェクターやアンプとかもそうですね。

一方DTM界はというと、PCやヘッドホンなどのハードウェアってお金をかけるとわかりやすく性能が上がっていきます。なんだかんだみなさんも経験があるはずです。

ここでタイトル回収なんですが。
お肉もそうじゃないですか?なんだかんだ高いお肉っておいしいじゃないですか。安くて量が多いけど噛みきれないようなお肉を買ってしまって後悔したことありませんか?もっと少なくていいから国産の黒毛和牛にすればよかったって。私はあります。

そういうお金を出すと高いクオリティが約束される可能性が高いものには惜しまずに投資した方がいいと思うんですよね。

どうですか?みなさんいいヘッドホンが欲しくなってきたんじゃないですか??
それじゃ次からは私がどんなヘッドホンを使ってるかご紹介します!

私が使ってるヘッドホン

言っておきますが私はオーディオおたくではありません。
なので、いろんなヘッドホンを試して「これがバランスいいかな〜」みたいな決め方をしたわけじゃありません。
全て先人の受け売りです!!!

ただ、結果的には満足しています。
確かに!音がいい!バランスがいい!と頷けることが多いです。

それじゃさっそく。
まずは制作用が『YAMAHA/HPH-MT8』です!!

とにかく音がどこにあるかわかりやすいのと、小さい奥の方で鳴ってる音まではっきり聴こえるんです。
最近は楽器録ったりミックスしたり、全てこれ一つでやってます。

このヘッドホンで好きなアーティストの曲を聴くとちょっと感動します。是非やってみてほしいです。
「あ〜こんな音鳴ってたんだなぁ」って。
で、意外と市販のバンドサウンドって下の方でモコッとした音が多く鳴ってるというのもこれで気づきました。実はちょっと曇ってて、明瞭さ一辺倒というわけじゃない。あとリバーブもしっかりかかってる。
多分ギターのキャビネットから出る成分?っぽいんだけど。研究中です。

次にご紹介するのがリスニング用『オーディオテクニカ/ATH-M50xBT2』です!!

もうね、これは最高です。
着けた瞬間自分の世界。

よく低音を強調するヘッドホンがありますけど、あんな感じじゃない迫力と奥行きがあります。
私はよくこれでミックスの出来を確認したり、動画を観たりしています。あとは普段のリスニング。
低遅延モードなんかも付いてるみたいですが、使ったことありません。ワイヤレスでも全然気にならないです。

音、めっちゃいいです(語彙力
というか、使ってしばらくしてからこれじゃないヘッドホン・イヤホンに戻ったとき「ああ、今までめちゃめちゃいい環境で音楽聴いてたんだな……」ってしみじみきます。それぐらい高品質。質実剛健という言葉がぴったり。

強いてもっとこうしたら…という点を挙げるとしたら……低遅延モードなくして簡単なノイキャンは選べるようになってたらよかったのと、畳むときイヤーパッドがくるくるしてよくわかんなくなる(持ってる人ならわかる)。
それでも今まで使ってきたヘッドホンよりは抜群にいいです。もう他のイヤホン・ヘッドホンには戻れません。

これ二つともそんなに手が出ないような価格帯じゃないですし、使っても音がよくなるのかわからないものに投資するよりはるかに有意義ですよ。おすすめです。


いかがだったでしょうか?

実は私……モニタースピーカーを持ってなくて。全ての音をヘッドホンで確認しています。多分DTMガチ勢の方から「部屋でスピーカーで鳴らさないなんてありえない!」と怒られそうですが、今のところ不満や不便さを感じません。自分の曲を家族に聴かれるのが恥ずかしい…

それよりも!今はスマホとヘッドホンをBluetoothで繋いで自分のプライベート完成!!!ってのが主流じゃないですか。きっと。きっとみんなもそうだと思ってるので、そういう人たちのために私は曲を作り続けていきます。

そうそう、敢えてイヤホンには言及してないんですけど、なんかヘッドホンの方が『やってる感』出ませんか?(笑)
このイヤホンとヘッドホンの使い分けってなんなんですかね。実はよくわからないんですよ。音の響き方の違い?なのかな。
私は今のヘッドホンに出会ってから、完全にヘッドホン派です。
やってる感出るし(笑)。

かおりP


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