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ヨコハマショートストーリーズ

横浜の古いダンスホール、クリフサイドを取り壊すらしいって話は聞いてたけど、取り壊す前に、最後に横浜を題材にしたミュージカルをクリフサイドで上演してるの。

憧れのクリフサイド、はまっこの友達と一緒に見に行ったよ。

5つの物語が連なるオムニバス形式でお話が進んでいくんだけど、それぞれが重なり合うように続いていって、最後まで一つの作品って感じ。

最初の小作品「シウマイ・ガール」はシウマイの売り子さんと野球選手の初々しい恋のお話なんだけど、デバガメするマダムたちがほんっとかわいい面白い素敵なの。今までこういうマダム目線なかったから新鮮だしみんなかっっわいい!!!

マッカーサーズスイートは、ニューグランドホテルでマッカーサーをお迎えしたホテルマンのお話し。素敵なお話だし、我らが小西のりゆきさんと、ずっと薄々かっこいいと思ってた岡本悠紀さんがおしゃれなナンバーを歌い踊るの。

ホテルマン同士の会話でお話し繋いで、マッカーサーは出てこないんだけど、おしゃれな作品。小西さんの聖者の行進ほんっっっとかっこいい。

クリフサイドの建築家とダンサーたちのナンバーは、雰囲気あるの。田村良太さんやっぱり上手だしかっこいいし、なぜだかオシャレ大正感あるよね。飯塚さんと五十嵐さんの雰囲気がすっごく好き。飯塚萌木さんの退廃的で魅力的な感じも、五十嵐可絵さんのパワフルでチャーミングな感じもすき!!

谷崎潤一郎ザ・ミュージカルは、谷崎に何の恨みがあるんっだっていうほどこき下ろすんだけど、清水彩花さん、五十嵐可絵さん、飯塚萌木さんの三人娘の谷崎に対するツッコミが秀逸で、絶対友達になれる。確かに今谷崎が生きてたら「ポリコレ警察よんでこーい!」ってなるよね笑笑

でもよくある、昔の作品に対する現代からのツッコミみたいに白ける感じじゃ無くて、ちゃんと谷崎の世界観を分かってて突っ込む感じが好きだし、作ってる人と趣味合うなって思う。

最後の周ピアノって作品は、戦火の中ピアノがたすからないなら自分も助からなくていいってはらがきまってる娘さんと負傷兵のお話し。空襲の中ジャズを弾いて歌うの。かっこいい。

全体に女性像が新しくてすごく好きだった!!凛としてるというよりはしたたかで、頭が良くて面白くて、腹が決まってる感じ。友達になれそう。

ご自身も支配人役で出てらっしゃる菊池創さんって方が作ってるみたいなんだけど、これからの作品も追いかけたいな。
すごくよかった!素敵だった!!!

早速聖地巡礼しなきゃって、ハマっ子ともちゃんと、中華街とおってニューグランドに。この辺私たちの庭。

ニューグランドで乾杯して、話し込んで、ニューグランドの出口でバイバイして10分後には2人とも帰宅完了。横浜最高😊😊

横浜の人には(横浜じゃ無くても)おすすめすぎるこの作品、この土日いっぱいやってるからぜひ見てーーーー!!!

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