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英文で論文を書く。

おはようございます。
この度わたくし初めての英文での論文を書いてみたのですが、なかなか実際に英文で論文を書くのが初めての場合、戸惑うことが多かったので、英文論文を書く心得をまとめたいと思います。

  • 日本語でまずは論文をまとめる。

  • ざっくりと翻訳サイトで翻訳をする。

  • 信頼おけるネイティブの先生に助けを求める。

  • ネイティブの先生から翻訳のアドバイスをもらう。

  • さらに他のネイティブの先生にも翻訳を手伝ってもらう。

ざっと、以上の流れで進めてきました。

さて‥。まとめます、と言ったものの、そもそもですが、私は日本語ですら文章を書くのが得意ではありません。
そこで、ネイティブの先生にまず指摘されたこと。

「カンマが多い!」
「なるべく翻訳サイトにかける前に、日本語の原文は12歳から中学生くらいの優しい日本語で書いてみて!」
「日本独自の熟語??意味わからない!」

と、日本語の原文を見直すことになりました。
確かに、論文書くのが苦手な中、頑張って「学術的っぽい」かしこまった文章から翻訳にかけるとき、なかなか思ったように出来ませんでした‥。

翻訳サイトは、DeepLを使用しました。
このサイトは本当に凄い!ちゃんと思ったように翻訳できてる!
と感動したのですが、やっぱりそこは原文がちゃんと書けてからこそ。
そもそも言いたいことが伝わる文章でないと、私の思考のまま思った通り!って思ってても、実際にわかりにくい文章からは、よりわかりにくい英文が吐き出されるようです。。。(当たり前か)

DeepLで翻訳

DeepLは無料で十分使用できます。これはネイティブな先生のお墨付き。
しっかり日本語が主語+動詞+名詞+形容詞とか(笑)文法が整ってて、端的になるべく短文でまとめる。それだけだと。そこが難しいんだけど。

そして、「ついでに、これも使ってみて?」と教わったのが、Grammarly
オンラインライティングアシスタント。
こちらも無料で使えます。そして、アカデミックな論文なんかはちゃんと有料版で使用した方が、より良い翻訳のアシスタントがされるようです。
今のところ、無料版のままでも、「ここ‥これでほんまにいいのん?」って感じでヒントのアイコンが出てきます。(DeepLの翻訳にも出てきた笑)

Grammarlyの指摘が出た!「sooooは、tooでええんちゃうの?」と。

実際にDeepLが直感的にも素直に自分が言いたいことを翻訳してくれてる感、さらにGrammatlyが指摘してくれるこの連携プレイ!!使いこなせたらきっと、翻訳会社に依頼しないでも最終的な博士論文も英語で書けるんじゃないか!?と思ったりもしましたが、博士論文は実際私の場合は英語で書く意味はないので日本語で頑張ります‥。普通に。

話は前後しますが、なぜ英文で論文を書くのかというと、国際学会で査読つきの論文発表をするとポイントが高いから。
なんという浅はかな考えでしょう‥。
でも、せっかく学生してるんだから、チャレンジング!!!
そして私はアラフィフです。社会人枠で大学院に通ってる女子大生です♡って言ってて喜んでるオバサンです。老眼だし、既往研究の小さい文字読むのもツライお年頃ですが頑張っております。

Grammarlyは、iMacに入れましたがChromeにインストしなくてもヒント出てるよ。

さて、、。このDeepL+Grammarlyで概ね翻訳ができるようですが、私のように本来の日本語がイマイチな場合、もう一つネイティブの先生に教わったのがQuillBot
これ、めちゃくちゃ賢いです。まだ、Paraphrasingしか使ったことないですが、先のDeepLのテキストを入れてチェックかけると、Standardならこれ。Fluencyならこれ。って感じで英文をより賢く書き換えてくれます。

DeepLからQuillBotへ
QuillBotからDeepLへ

ほら。私の元のおバカな文章がちゃんと反省してる文章になっています。(本当に、今絶賛反省中です。)

翻訳を外注すると、学術論文だと30万円、通常のジャーナルでも10万円
が相場だそうです。100ワードいくらとか、1000文字いくらとか、A4サイズでいくらとかそれぞれ会社によってその見積もり方法は違うようですが。
今回私の書いた論文は、日本語でA4サイズ10,858文字(キャラクター)でした。(タイトルやアブストラクト込みで)
日本語から英語の相場を調べてみると、大体1文字12円〜20円くらいのようです。それに校正の回数で追加費用があったいなかったり。
ということで、私の場合は、130,296円〜217160円。ということになりますね。結構かかります。

さっきの、DeepLからQuillBotでパラフレーズ(言い換え)作業をしたのち、DeepLへ日本語に変換してみて確認。その時に、Grammarlyもチェックさせておけば、英文として問題ないレベルになるようです。

いい英文になってるとNice job!が出ます

おかげさまで、私も昨日英文の最終チェックをネイティブの先生にしてもらい、この段取りで書き直した箇所は、論文の体裁としてのチェックしか入らず、ほぼほぼ大丈夫だったので、無事に投稿することができました。

本来ならば、10〜20万以上もお支払いしなくちゃいけないところ、この翻訳トリプルチェックすることで先生方にも負担が少なくチェックしてもらえたということで、ぜひ英文で論文書く予定の方にはシェアしたいなと思いまとめてみました。

そんなことみんな既にやってるんだぜ?ってご意見もあるかと思いますが、筆者初の試みでワクワクしてしまったので思わずシェア〜。笑

ここまで読んでくださった方には感謝申し上げます。
紹介したサイトは下記にまとめてきました。
ありがとうございました。

☆ 翻訳サイト DeepL : https://www.deepl.com/
☆ 英文添削サイト Grammarly : https://app.grammarly.com/
☆ 【最新版】Grammarly どこよりも詳しい登録方法と使い方 (グラマリー) : https://indoor-enjoylife.com/grammarly-signup/
☆ 英文書き換え・リライトサイト QuillBot : https://quillbot.com/
☆ 【QuillBot】無料の優秀な英文書き換え・リライトツール「クイルボット」を詳しくレビュー! : https://indoor-enjoylife.com/grammar-quillbot/
☆文字数カウンター : https://key-content.com/word-counter/

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