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ムール貝に魅せられて〜

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

ハマってしまいました、ムール貝。 今月頭のメッシーナへのプチ旅行以来、すっかりハマってしまいました。 

それまでだって食べたし、嫌いなわけではないけれど特に好きでもなかったムール貝。 

レストランでオーダーすることはなかったムール貝。 

この夏は自宅でも何回か「ムール貝のパスタ」を作りましたが、普段はあまり我が家の食卓には登場しないムール貝。

それがメッシーナで食べてから「又食べたい」と、思うようになりました。

パレルモ風の「トマトソースごってり」ではないムール貝のソテー、美味しいです。 シチリアのレストランのメニューで、「Zuppa di Cozze」(ムール貝のスープ)とあれば、日本人が考えているようなスープではなく、トマトソースに浮かぶムール貝。 一方「Pepata di Cozze」(ムール貝のペッパーソース)はトマトなしのムール貝のソテーに黒胡椒がひいてあります。 私の周りのシチリア人は「赤」を好む人が断然多い。 そして私は「白組」。

メッシーナの「赤」は真っ赤ではなく、白にほんのりフレッシュトマトの赤いしみがついている感じで、私好みでありました。 そしてメッシーナと言えばムール貝の養殖で有名、パレルモで売っているのもメッシーナ 産が結構沢山ありますが、獲れたての物は味が違いました。 あっ、パレルモでも養殖していますよ。

先々週友人を招いた時にもムール貝を作りましたが、その時は3人で1,5kg。 この月曜日には相方と2人で1,8Kgを食べてしまいました・・・。

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トマトはもう少し多くても良かったかもしれません。 今の時期のムール貝は割と小粒です。 元々「赤」が好きな相方ですが、それだと私があまり食べないので・・・・、譲歩してくれています。 まぁ彼はどっちでも食べるわけで。 月曜日のランチはこれのみ。 ひたすら食べました。

そしてその翌日、残ったスープでリゾットを作ろうと思いました。 でも具がないので、小海老とイカを購入。 

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ムール貝の出汁がバッチリです。 美味しかった〜。

すっかりムール貝に魅せられてしまいました。 暫くはハマりそうです。 次はムール貝のグラタンを作らなくては。 イタリアではグラタンと呼ばれていますが、いわゆるパン粉焼きであります。 これは白ワイン蒸しよりも好きなんですが、そう沢山食べられる物ではありません。 なにせパン粉があるので結構お腹に溜まります。 今月中に作れるかな?


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