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勝手に桜に裏切られたような気持ちになってる

みなさん、こんにちは。
Atelier Crown*Clown(アトリエ クラウン*クラウン)のかおりんです。

暖かい地域ではとっくに桜の季節は終わってしまったと思うのですが、松本市街地では今まさに見頃を迎えています。

昨日の朝は3分咲きくらいだったのに。

どんどん咲き進んで午後にはほぼ満開になってしまいました。

古木の桜は枝垂れるように伸びて、まるで花の滝みたい。

こんな風に幹から直接咲いちゃう花も愛おしい。
なんだか「段取り間違えちゃった人」みたいで。

桜に興味のない方々はマイペースでお散歩を楽しんでいます。

宵に月と共に見る桜も格別。

私は満開の桜よりも、ほころび始めの3分咲きくらいの桜が一番好き。
なんだか、可憐な少女が秘密を打ち明けてくれてるみたいで。
だから日中の暖かさで一気に満開になってしまうと、なんだか勝手に裏切られたような寂しい気分になっちゃって。
「少女だと思ってたら、急に女になってた」みたいな感じで。
私自身はなんだかうまいこと少女から女に脱皮できなかった感があるので、妬ましい気がしちゃうのかなぁ。

そんなこんなで、桜に寄せて3首。

咲き初めの花は秘密を打ち明ける少女のようにほろりとわらう

「おはよう」と少女の貌で言ったが女の貌で帰宅した夜

「私はねハットリくんが好きなんだ」ナイショ話は桜の下で

3首目は藤子不二雄A氏への哀悼の意を込めて。
会ったことの無い「ハットリくん」について聞かされた時、あの「ハットリくん」の顔を思い浮かべながら話を聞いてる日本人って結構多いと思う。

改訂履歴
2022/04/10:新規

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